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フェラーリ812スーパーファストに「オープン」追加のウワサ。すでに9月2日、8日に開催される発表イベントの招待状を受け取った人が現る

2019/07/18

| 残念ながら発表はイタリア国内 |

ferrari

フェラーリが「812スーパーファスト・スパイダー」を発売する、とのウワサ。
実際にフェラーリ専門掲示板「Ferrari Chat 」では、そのメンバーが、9月初旬にイタリアにて行われる発表会の招待状を受け取っている、という書き込みも。

なお、これは数日に渡って開催されるようで、9月2日の日付という人もいれば、9月8日という人もいるようですね。※アメリカでの発表会については未定で、まだアメリカ国内でのイベント招待を受けた人はいない

現時点では「812スパイダー」と確定したわけではない

現在のところ、新しく披露されるモデルが「フェラーリ812スパイダー」であるという証拠はなく、また名称も不明ではあるものの、ブランニューモデルをフェラーリが発表するというのは(これまでプロトタイプが目撃されておらず)考えにくく、よってこれまでにフォールディングハードトップを持つフェラーリ812スーパーファストの試作車が目撃されたことからも、「812スーパーファスト・スパイダー」と考えるのが妥当かもしれません。

なお、フェラーリはいつも「オープンモデル」を特別扱いする傾向にあり、たとえばクーペモデルの「ラ・フェラーリ」は500台が生産されたものの、オープンモデルの「ラ・フェラーリ・アペルタ」は210台のみの限定生産。

そのほかにも「458スペチアーレに対する458スペチアーレA(アペルタ)」の数も非常に少なく、その他だとアメリは展開60周年記念の「F60アメリカ(10台)」、日本展開50周年記念の「J50(10台)」、そのほかにも「セルジオ」「SAアペルタ」「550バルケッタ」など、いつもオープンモデルは生産数が絞られたり、そもそもスペシャルモデルにはオープンモデルしか作らない、といった傾向が見られます。

今回の812スーパーファスト・スパイダーについて、おそらくはなんらかの「記念モデル扱い」ではないと思われるものの、やはり限定台数は絞られることになると考えられ、かなり激しい争奪戦が繰り広げられるのは間違いなさそう。

フェラーリのオープンモデルはもともと「特別」だった

なお、フェラーリによると、フェラーリがはじめて「カタログモデル」としてのオープンモデルをラインアップしたのは1957年の「250GTカブリオレ」が初。

それまでもオープンタイプのロードカーは存在していましたが、いずれも「顧客の注文によるワンオフ」「コンセプトカー」にとどまり、正式なモデルとしては存在しなかった、とされています。

こういった経緯を見るに、フェラーリのオープンモデルが「特別な存在」として扱われる理由もわかるような気がしますね。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は ferrari-250-gt.jpg です

新車のように見えるも1958年製!40台のみが生産された、「はじめてのレギュラーオープンモデル」、フェラーリ250GTカブリオレが競売に

フェラーリ812スーパーファストはこういったクルマ

フェラーリ812スーパーファストは2017年にF12ベルリネッタの後継として登場したフェラーリのフラッグシップ。
6.5リッターV12エンジンを搭載し、出力は800馬力(800馬力、12気筒なので”812”)。
0-100キロ加速は2.9秒、最高速度は340km/hを誇ります。

F12ベルリネッタにはオープンモデルが設定されず、その前の599GTOには80台のみ限定の「SAアペルタ」が発売。
ただしこれは2010年の発売なので、今回のニューモデルが2019年登場、2020年デリバリーということになると、実に「10年ぶり」にV12モデルへ(ワンオフモデルを除く)オープンが追加される、ということになりますね。

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