| やはりスーパーカー最大市場のアメリカのコレクターはスケールが違う |

渡米した際にアメリカの有力コレクターのガレージを次々と紹介している英国人ユーチューバー、Shmee150氏。
これまでも十分すぎるガレージを見せてくれていますが、今回はまたまた魅力的かつ個性的なガレージ2つをここで見てみたいと思います。
ひとつは美しく、そして歴史を感じさせるヒストリックカーガレージ風、そしてもうひとつは「実用的な」レーシングカーの格納庫といった趣があり、それぞれの特徴が現れています。
ガレージというよりは「洞窟」
まずはひとつめのガレージですが、こちらはガレージというよりは洞窟。
正面に見えるのはフェラーリ458スペチアーレA。
全世界でわずか499台というレアなモデルですが、売り物がめったに出ないことでも知られます。

右はマセラティMC12、そして奥はポルシェ・カレラGT。
マセラティMC12はエンツォフェラーリのマセラティ版とも言える車であり、ホモロゲーション取得のために25台のみ製造された車です(ボディカラーはホワイトとブルーのツートンのみ)。

手前はフェラーリ599GTO、そして奥はフェラーリF50、その横はフェラーリF12tdf。
フェラーリF12tdfのボディカラーは458スペチアーレAと同様で、シルバーにホワイトとネイビーとのストライプ入り。
これらのカラーが揃っていることを考えると、おそらくは新車にて購入が許されたVIPということになりそうですね(458スペチアーレA、F12tdfはかなり厳しく購入を制限されたので、これらを新車で購入しているのは”相当なハイランカー”)。

フェラーリF40、そしてその奥はランボルギーニ・ディアブロ。
フェラーリF40はアメリカ仕様となっており、黒いモールが装着されています。


フェラーリ512BBほか、クラシックカーコーナー。
ガレージ壁面はモータースポーツ、自動車の歴史を示した味のある図柄となっています。

アメリカ人としては外せない、フォードGTも。

水冷ポルシェ、その横はクラシックカー。

こちらがその「洞窟風」ガレージを紹介する動画。
一方こちらはレーシングカーのストックヤード風
そしてもうひとつのガレージはシンプルな「文字通りのガレージ」といった印象。
フォード・マスタング「エレノア(映画”60セカンズ”に出てきた)」、BMW Z8。
映画に出てきたクルマ、という趣旨のコーナーかもしれません。

ラ・フェラーリ、マクラーレンP1、ポルシェ918スパイダーという「新ハイパーカー御三家」。

ポルシェ911GT2 RS、そしてメルセデスAMG GT R。
「標準」モデルはなく、すべて限定モデルもしくはハードコアモデルといったラインナップを持つようです。

ダッジ・ヴァイパーACR、その後ろにはフォードF40、その横にはダッジ・チャレンジャー。

マクラーレンP1 GTR(これはレーシングカー)。

アストンマーティン・ヴァルカン、ヴァンテージ。

ブガッティ・ヴェイロン、そしてシロン。
世の中のクルマ好きが「欲しい」と考えるクルマがすべて集まっているかのようなガレージですね。

また別のヴァイパーACRにマクラーレン・セナ。
そのほかジャガーXJ220、ランボルギーニ・アヴェンタドールも置いてあり、かなり幅広いメーカーのクルマを集めているようですね。
マクラーレンP1 GTRを置いていることでもわかるとおり、自身もサーキットを走るオーナーさんのようですが、その他のクルマも「サーキットを走るのに適している」クルマばかりのように思えます。

こちらがこのガレージを紹介する動画。