| なお、ランボルギーニは再びフェラーリを抜く |

さて、2019年10月の日本国内における輸入車登録ランキング。
10月から増税ということもあり、先月に比べてかなり販売台数が変化したメーカーもあるようです。
上位だとメルセデス・ベンツ,BMW、フォルクスワーゲン、ミニ、ボルボあたりが「前月比で大幅減」となっており、おそらくは増税前にかなりの台数を販売した「代償」なのかも。
その一方、伸びたのはプジョー、DS、ランドローバー、フォード、ロータスといったところです。
なお、日本から撤退したフォード、ダッジはその後も「比較的安定して」売れていて、ロータスやアルピナよりはよっぽど売れている、という状況。
ただしフォードやダッジ(FCA)から見ると「インパクトのない」数字だということになりそうで、だからこそ撤退を決めたのでしょうね。
2019年10月の輸入車登録はこうなっている
そして下記が2019年10月の輸入車登録ランキング。
上記以外に特筆すべき点は、先月「異常な」台数を登録したフェラーリ、マクラーレンがぐっと凹んでいること。
ただしこれは「増税」の影響というよりは、輸入車特有の「入荷時期(そのメーカーが生産を完了し、車両を積み込んだ船や飛行機が到着すると、その直後に登録が増える)」問題に起因するのかもしれません。
なお、今月はランボルギーニが51台を登録してフェラーリを上回り、(正規輸入されているブランドで、販売のあった中だと)アストンマーティンは10台でブービー、マクラーレンは9台でなんと最下位に。
1.メルセデス・ベンツ 3,698台 前年比79.8%
2.BMW 2,719台 前年比71.5%
3.フォルクスワーゲン 2,254台 前年比60.5%
4.アウディ 1,565台 前年比104.1%
5.ミニ 1,324台 前年比77.6%
6.ボルボ 905台 前年比74.0%
7.ジープ 788台 前年比98.1%
8.プジョー 655台 前年比113.3%
9.ルノー 412台 前年比77.4%
10.ポルシェ 358台 前年比74.7%
11. シトロエン 308台 前年比107.7%
12.フィアット 304台 前年比68.2%
13.ランドローバー 206台 前年比113.2%
14.アバルト 102台 前年比68.5%
15. アルファロメオ 102台 前年比59.6%
16.ジャガー 93台 前年比76.9%
17. DS 80台 前年比137.9%
18.シボレー 66台 前年比90.4%
19.マセラティ 62台 前年比56.9%
20.スマート 60台 前年比32.8%
21.ランボルギーニ 51台 前年比98.1%
22.フェラーリ 40台 前年比59.7%
23.ダッジ 32台 前年比88.9%
24.キャデラック 29台 前年比63%
25.フォード 28台 前年比103.7%
26.ベントレー 23台 前年比23.7%
27. ロータス 17台 前年比130.8%
28. ロールスロイス 14台 前年比77.8%
29.アルピナ 10台 前年比70.4%
30.アストンマーティン 10台 前年比43.5%
31.マクラーレン 9台 前年比33.3%
輸入車合計 16,541台 前年比78.0%
VIA:日本自動車輸入組合