【動画】フェラーリ812GTOがまたまた目撃！もしかすると早めに登場するフェイスリフト版というウワサも

｜　ここしばらくのフェラーリは「セオリー」が通用しなさそうだ　｜

さて、このところ頻繁に目撃されているフェラーリ「812GTO」と称されるニューモデル。

もちろんこの名称は「仮」ではありますが、812スーパーファストのハードコアモデルだと見られており、つまりはF12ベルリネッタに対するF12tdf同様のポジションです。

ただ、いくつか不思議な点もあって、その外観があまり812スーパーファストと変わらないこと。

一見してわかるのはリアバンパー下部のエキゾーストパイプ周辺の構造で、しかしF12tdfが（F12に比較して）大きく変更されているのに対して全体的にそのエボリューション度合いが低いのでは、ということですね。

F12tdfはF12ベルリネッタに比較してこれだけ差がある

なお、F12tdfはF12ベルリネッタに比較して50馬力パワーアップ（780馬力）し、重量はマイナス110キロ。

トランスミッションの変速スピードはアップ時に30％、ダウン時には40％も速くなり、ダウンフォースはエアロパッケージ変更によって87％増というハードコアっぷりを誇ります。

そしてこういった変更内容に比較すると、ここ最近目撃されている812GTOの姿に「物足りなさ」を感じることになるわけですが、まだまだここから開発が進められ、その外観や機能についても大きく変更されてゆくのかもしれません。

ただ、気になるのはCO2排出や騒音に関する規制であり、発売時期が遅くなればなるほど「不利」になるのは間違いなさそうで、フェラーリとしては発売を急ぎたいのだろうとも考えられます。

もうひとつ、別のシナリオも

そしてこのプロトタイプにつき、「812GTO」だというウワサに加え、もうひとつ考えられるのが「812スーパーファストの改良版（フェイスリフトモデル）」。

812スーパーファストはF12ベルリネッタの改良版という位置づけなので、順当に行くと2017年から5年経過したあたりに新設計となる「ブランニューモデル」となるところ。

ただ、2017年の5年後である2022年にブランニューモデルを登場させるのは（規制やその他先行き不透明な外部要因があるため）難しく、よって「458→488→F8」と同じようなイメージにて、フルモデルチェンジを先送りするためにもういちど改良版を投入するのでは、ということですね。

さらには「1モデルあたりのライフサイクルを早める」と（フェラーリが）発言したこともあり、ここしばらくは「これまでとは異なる」タイミングでフェイスリフトが行われたり、ニューモデルが投入されるのかもしれません。

なお、ポルトフィーノは3年で後期モデルの「ポルトフィーノM」へと移行しており、これを見るに、812スーパーファストも早々に後期型並行する可能性を否定できない、というのが正直なところです。

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参照：Varryx