【動画】フェラーリが6月24日に「V6+ハイブリッド」を持つ新型車を発表すると予告！エントリーモデルという位置づけになるというウワサだが

｜　ただし未だその詳細は明らかにされておらず、そもそもV6+ハイブリッドかどうかも明言されたわけではない　｜

新型フェラーリのステアリングホイール形状は「従来型」同様？

さて、フェラーリが「V6エンジンを搭載した新型ハイブリッドモデル」と思われる新型車を6月24日に発表する模様。

今回は一本のティーザー動画が公開されていますが、フェラーリ自身は「V6ハイブリッド」とは明言してないものの、ここ最近の事情などを考慮するに、「まずV6ハイブリッドと考えて間違いないだろう」と思われます。

動画の内容はやや奇怪

そこで今回公開された動画ですが、その内容はやや奇っ怪。

というのも、実際のクルマではなく登場するのは終始レーシングシミュレーターであり、Eスポーツドライバー（2019年のF1プロシリーズ・ワールドチャンピオン）のデビッド・トニッツァ氏が（シミュレーター上での）ドライブする様子が収録されているにとどまるため。

動画の最後ではようやく「実車と思われる」ステアリングホイールを捉えるものの、これはSF90ストラダーレ、ローマで採用された、新しいデザインとタッチコントロールを持つものではなく、それまでのフェラーリに採用されていた形状であるように見えます。

このステアリングホイールが「V6ハイブリッド」のものであるかどうかは不明ですが、もしそうであれば、このV6ハイブリッドは「コストを抑えたエントリーモデル」だと考えていいのかもしれません。

実際のスペックは「全く不明」

そしてこの新型V6ハイブリッドモデルについて、今のところシステム要件やスペックは一切不明。

ハイブリッドシステムについても「フロントに1モーターを積む4WD」説、「エンジンとトランスミッションとの間にモーターを仕込んだ後輪駆動車」説があり、そのハイブリッド形式についても「一般的なハイブリッド」「F1の技術を応用したハイブリッド（HY-KERS？）」など、様々な見方があるようです。

さらにはエンジンについても諸説紛々で、「アルファロメオ・ジュリア・クアドリフォリオに積まれるV6（これはもともとフェラーリのV8から2気筒を削ったものだと言われる）」説、「マセラティMC20に積まれるプレチャンバー採用のエンジン」説も。

出力に関しては700馬力～800馬力まで様々な意見があるようですが、もしこの新型フェラーリ（コードネームF171）が、ウワサされるとおりの「エントリーモデル」であるならば、「エンジンとトランスミッションとの間にシングルモーターを挟み込んだ、コンベンショナルなバッテリーを持つPHEVで、出力はF8トリブートを超えないように700馬力程度に収められ」、そしてもちろん価格も抑え気味とした”マクラーレン・アルトゥーラの対抗馬”になるのだと思われます。

新型フェラーリのティーザー動画はこちら

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参照：Ferrari