>フェラーリ

【動画】まさかの「ツインエンジン1200馬力」オペル・コルサがフェラーリ488ピスタに戦いを挑む!ローリングスタートからの加速は488ピスタよりも速かった

2021/07/30

フェラーリ488ピスタのドラッグレース

| 出力1200馬力、車体重量1250kgなのでパワーウエイトレシオは限りなく”1”に近い |

パワステ、ABS、トラクションコントロールなど運転支援装置は存在せず、運転は極めて難しいらしい

さて、通常であればまったく勝負として成立しない「オペル・コルサGSiとフェラーリ488ピスタ」との加速競争。

ただしこのオペル・コルサは普通のコルサではまったくなく、なんとリアにもエンジンを積んだ「ツインエンジン」仕様です。

搭載されるエンジンは前後とも2リッター4気筒、しかしこれを極限までチューンすることで1200馬力を発生するようですね。

ちなみに車重は1,250kgしかないといい、つまりパワーウエイトレシオはケーニグセグOne:1よろしく、「”ほぼ”1」という数値です。

7

ドライバー・アシストは一切ナシ

なお、このオペル・コルサはABS、トラクションコントロールを搭載しておらず、そのために「とんでもなく危険」なシロモノだと思われますが、オーナーはこのオペル・コルサを中古車として45,000円くらいで購入し、10年という歳月、760万円という大金をかけてここまでチューンすることに。

この金額があれば、中古で(BMW M3など)もっと走りに特化したクルマを購入できそうですが、オーナーはよほどこのコルサに愛着があるのかもしれません。

6

フロントのエンジンはノーマル然としているものの、よく見るとパイピングが「普通ではない」ようです。

4

リアに積まれるエンジンには巨大なタービンが取り付けられ、ダイレクトに吸気を行うべくダクトが設けられます。

そしてこのパワーを受け止めるべく、フロントにはタワーバー、リアにはロールケージが組まれることに。

1

実際に走ってみたらこうなった

そして両者は実際に相まみえることとなりますが、驚くべきことにローンチコントロールを持たず、5速マニュアル・トランスミッション装備のオペル・コルサはなかなかに素晴らしいダッシュを見せ、フェラーリ488ピスタについて行くことに。

3

そのままフェラーリ488ピスタと並ぶ速さを見せながらも、最終的にはわずかに差をつけられてドラッグレースでは488ピスタの後塵を拝しているものの、その後のローリングスタートではあっさりフェラーリ488ピスタに勝利しており、つまりローンチコントロール無し、マニュアル・トランスミッションという不利が帳消しとなる状況では圧倒的な強さを見せたわけですね。

2

その後はブレーキング、スラロームにて対決を行い、しかしこちらはやはりフェラーリ488ピスタの勝利。

このオペル・コルサはパワーステアリングを持たないそうですが、やはり相当に運転が難しいのでしょうね。

1200馬力のオペル・コルサがフェラーリ488ピスタに挑む動画はこちら

意外とツインエンジンのチューンドカーは少なくない

なお、かつてはエンジンの出力に限界があったからなのか、トータルでの出力を向上させるために「ツインエンジン」化するクルマも少なくはなく、フォルクスワーゲンが公式に(パイクスピーク向けに)ツインエンジン車を制作したことも。

VWが30年前の「ツインエンジン変態ゴルフGTI」をレストアしパイクスピークへ挑戦

| 30年の時を経て再度レースにチャレンジ | フォルクスワーゲンは今年のパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムにて、EVレーシングカー「I.D.R.」を投入して優勝を目指しますが、そのプロ ...

続きを見る

合わせて読みたい、ツインエンジンカスタム関連投稿

まさかの「ツインエンジン」に改造されたホンダCR-Xが中古市場に登場
【動画】まさかの「ツインエンジン」に改造されたホンダCR-Xが中古市場に登場!1980年代にカーアンドドライバー誌の企画によって作られた模様

| さすがにツインエンジンのクルマは運転したことがない | さて、ツインエンジンに改造された初代ホンダ・バラードスポーツCR-Xが中古市場に登場。今回、動画にてその内容が紹介されていますが、なんとこれ ...

続きを見る

【動画】前後にゴルフRのエンジンを積んだVW)ルポ”ドラッグレーサー”登場!ツインエンジンにて合計1800馬力を発生

| 280馬力のエンジンを1基あたり900馬力にまでパワーアップ | ルーマニアのオーナーがカスタムしたとされる、「ツインエンジン」のフォルクスワーゲン・ルポ。いわゆる「魔改造」の部類に属しますが、今 ...

続きを見る

【動画】キミはユーノス・プレッソを覚えているか?なんと前後ツインエンジン(V6+V6=V12/900馬力)+4WD化しドリフトしまくる男が登場した!

| なぜにユーノス・プレッソなのかは謎のままだ | HOONIGANより、またまた驚愕のカスタムが施されたトンデモマシンが登場。これはマツダMX-3(ユーノス・プレッソ。よくこんなクルマを探してきたな ...

続きを見る

参照:The Twin Engine Corsa

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->フェラーリ
-, , , , ,