マッドマックスの映画プロモーションのため、ロータスがF1マシンをマッドマックスに登場するラギッドモビール風にカスタム。
横にはインターセプター・マークIIも控えています。
過去にはトヨタがバットモービル(タンブラー)とF1を走らせたこともありましたね。
ぼくはマッドマックスシリーズが大好きで、新シリーズにも非常に期待しているのですが、なぜか日本の予告編はちょっとギャグ風で、もとも作風を知らない人には勘違いされそうな雰囲気です(”第9地区”もそうだった)。
まさにアメリカらしい、対ゾンビ車両。
数年前にはSEMAショーへとヒュンダイが対ゾンビ車両を出展していましたが、とにかくアメリカ人はゾンビ好き。
どれくらい好きなのかというと、下の地図は「ゾンビ」という検索キーワードを視覚化したものですが、色が濃いところほど多く検索されている地域となり、やはりアメリカがダントツ。
インド人がダントツにカレーを食べるのと同じくらいアメリカ人はダントツでゾンビが好きだということになりますが、ゾンビ同士の青春映画や、公共機関によるゾンビ対策マニュアルの発行などからもそれは計り知ることができます。
そんなわけでこの「ゾンビスレイヤー」ですが、見かけはミツビシ・エクリプスであるものの、車体は日産製80年代の4WD車両とのこと。
そこにシボレーのV8エンジンを乗せて4インチリフトアップし、22インチサイズのホイールと巨大なタイヤを装着。
その上でルーフにはゾンビスレイヤーの象徴たるマシンガン(フェイク)を備えるなどしていますが、「完全に合法」な車両だそうです。
ゾンビといえば紫外線なので、これに紫外線投光機があれば完璧ですね。
アメリカにて、デリカの15インチリフトアップ車両が販売に。
デリカの製造は1968年開始ということですが、意外と長い歴史を持っている、ということになりますね(D5もそういえばかなり長いこと作ってる)。
今回リフトアップ・デリカを製作したのはアメリカのリッチモンドにある会社で、右ハンドルなので日本から輸入した個体を使用しているようですね。
1991年製とのことなので例によって「25年ルール」によって輸入が解禁された車両ということになると思いますが、リフトアップだけではなくボディ自体もマットに塗装されており、モンスタートラックというかゾンビハンター的な雰囲気も。
販売価格は120万円ほどと改造内容に比べると安価と言えますが、公道走行はできない、とのことです。
なお日本でもこう言ったリフトアップ車両は一時非常に人気があり、相当数を見かけたような記憶があるものの、最近ではほとんどその姿を見なくなりましたね(それでも専門ショップは残っており、根強い人気があると思われる)。
第5世代の日産フェアレディZを改造した車両がなかなかナイス。
オフローダー仕様となり前後バンパーレス、タイヤはみ出し、ルーフにはLEDバーとなんでもあり状態ですが、一方ではヘッドライトの内側に手が入っていたり、エンブレムやミラーキャップ、リアウイングがブラックになっていたり、と細かな配慮も。
フェアレディZはドリフトマシンとしてカスタムされることが多いですが、この方面のカスタムは新鮮で、なかなか魅力的な車ですね。
なおオーナーによるとカスタムはこれで終了ではなく、今後はシュノーケル装備、よりミリタリーっぽい装備の追加などを行い、「ゾンビハンター」色を強めてゆく、とのこと。
トヨタがミニバン「シエナ」をカスタムしてSEMAに展示。
あらゆる状況でも目的地に到達できる「 Ultimate Utility Vehicle=UUV」としての発表です。
衛星テレビ、インターネット接続、Wi-Fi、60インチサイズの液晶テレビ、2500WのJBL製オーディオ、ナイトビジョンカメラなども備え、まさに万能。
居住性と走破性を高い次元でバランスさせた車とも考えられ、「ミニバンをワイルドにカスタムする」という発送は今まで無かったかも、と考えたりします。
※ワイルドさ、という点では数年前のSEMAに展示された対ゾンビ用の車に似ている
もしかするとデリカ・スペースギアはこの発送に近いものがあるかもしれませんが、もっとこういった車が出てきても良いかもですね。
Ever Better Expedition - Shed Aquarium, Consumer Activation, Chicago, IL
建設現場にて、下半分がタンクになった(というかキャタピラーの上にアウディの車体が載った)車両が目撃された模様。
詳細は不明ですが実際に走行するようで、しかし操作はどうするのか(アウディのインターフェースを使うのか、それともタンクというか建設機械側のインターフェースをアウディに移植したのか)不明。
マッドマックスにでも出てきそうですが、マッドマックスでは「車の上に車を載せた」カスタムが登場しており、しかしまだ実世界ではそこまでの過激なカスタムは出現していないようです。
CGアーティストの作品は過激化の一途ですが、今回は一味違った作品が公開に。
マッドマックス風というかデス・レース風というかエリジウム風というかSF的でゾンビハンター風、かつ世紀末的ルックスの車達。
これらはヨルダンのアーティスト、Khaled Alkayed氏の作品となります。
ベースとなるのはフェラーリ・エンツォやマイバッハ・エクセレロ、ロールスロイス・ファントムですが、ミラーなどのパーツはメルセデス・ベンツなど色々な車から拝借しているようですね。
装備されているのはマシンガンやロケットランチャー、投光器、装甲などでキャタピラーなど悪路走行用の装備も追加されており、これなら核戦争後やゾンビウィルスに侵された未来でも生き残れそうです。
DAZER(デイザー)による、「プリウス・クロスオーバー」。
東京オートサロンに展示されたようですが、2016年のSEMAにて展示されていたようですね。
その名の通りプリウスをリフトアップしイカツいタイヤを履かせたもので、ルーフにはレールやジェットパック、フロントにはカンガルーバーやフォグランプを装備したオフローダー的ルックスが特徴。
サスペンションは+5センチ上げられているとのことですが、その他スペック(タイヤサイズ)などは不明。
ぼくは正直こういったルックスが大好きで、合法的に乗れるのなら、そして車に負担がないのであれば「かなり真剣に欲しい」と考えています。
さらに言うと「オフローダー」というよりは世紀末風の「ゾンビバスター」的なルックスが大好きで、言い換えればマッドマックスやデス・レースに出てくるような車に非常に惹かれます(”エリジウム”もかなりツボ)。
VWオーストラリアが映画「マッドマックス」に影響を受けたオフローダー「Korama」をワンオフで作成。
そのままオーストラリアの大地をヒャッハーしていますが、なんとも気持ちよさそうですね。
なおマッドマックス自体もオーストラリアの映画なので、オーストラリア人にとってマッドマックスは特别なものがあるのかもしれません。
なおマッドマックス(怒りのデス・ロード)に登場する車はこんな感じで、今回のVWオーストラリアの作ったKoramaは「まだまだ甘い」、とぼくは考えています。

madmax movie V8 マッドマックス
マッドマックスに登場しそうな「車 on 車」を実現させた男。
ただし下はキャタピラカー、上は旧いラダという地味な組み合わせではありますが、相当なインパクトがありますね。