| フェラーリはプロサングエを大量に売る気はないようだ |
ウルス、カイエン、DBX、Q8やベンテイガを超え、カリナンに迫る価格になるというウワサも
さて、サーキットを走行するフェラーリの新型SUV,プロサングエの姿が目撃に。
これまでプロサングエの試作車はマセラティ・レヴァンテの外装を借りて走行していることが多く、しかし今回はそのいくつかの部分が「自前」となっているもよう。
そしてもっとも印象的なのはフェラーリ・ローマのヘッドライトを装着しているということで、しかしこれが一体何を意味するのかは「不明」です。
プロサングエそのものは2022年に発表されると言われていて、それを考慮すると「(外観含め)ほぼ開発は完了していてもいいんじゃないか」と思うものの、フェラーリは「初」のSUVを手懐けるのに苦労しているのかもしれません。
プロサングエは思ったよりも高価なクルマに?
そして最近囁かれているのが「プロサングエはかなり高価なクルマになるんじゃないか」ということ。
当初はランボルギーニ・ウルスや、アストンマーティンDBXのように「中国をターゲットとし、大量に販売することで利益を得る」ためのクルマだと見られていて、価格帯も2500万円くらいになると目されていたものの、最近の報道だとその倍の「5000万円くらいになる」というものも。
そしてフェラーリはブランドイメージの希薄化を懸念してか、このプロサングエを大量に販売するつもりはないといい、どうやら「フェラーリの既存顧客にしか販売しない」とも言われています。
ちなみに「ローマ」のオーナーのうち、70%は「初めてフェラーリを購入する人」であり、つまりローマはフェラーリの客層の裾野を広げたということになりますが、プロサングエの役割は「全く異なる」ということになりそうですね。
プロサングエは1000馬力級に?
そしてもうひとつ、最近になって語られているのが「1000馬力くらいを発生するんじゃないか」ということ。
プロサングエにはV12エンジン搭載モデル、そしてV6+ハイブリッドモデルが存在すると言われますが、V12モデルについては「ハイブリッド化」することで一気に1000馬力にまで達するのでは、というウワサがまことしやかに囁かれています。
なお、フェラーリはすでにSF90ストラダーレにて1000馬力を達成していて、296GTBでも830馬力に達しているので、それらよりも大きくて重い、そして5000万円級のプロサングエが「1000馬力」というのも不思議ではなさそうですね。
もちろん駆動方式には4WDを採用しますが、これはオフロード走行を考慮したものではなく、オンロードでの(悪天候時の)安定性、高い重心を持つ車体を安定させるためのものだと思われます。
サーキットを走行するフェラーリ・プロサングエを捉えた動画はこちら
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参照:Varryx