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2022年1月の国内輸入車登録状況!コンパクトカーに人気が集中、一方でジャガーは前年比3.5倍、ロータスは2.7倍。ジャガーは撤退前の在庫処分なんじゃないかと心配に

ジャガー

| ここ最近ずっと販売が下がり続けていたジャガーにとってこの数字は異常でしかない |

輸入車全般的に、国産車の傾向とよく似た動きをしているようだ

さて、2022年1月の国内輸入車登録台数が発表に。

全体だと15,321台が登録され、これは前年比で94%くらいという数字であり、こちらも国産車同様、「売れなかった」というよりは半導体不足、コロナ禍にて生産がままならず、「日本に入ってこなかった」と捉えるべきなのかもしれません。

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2022年1月にはいくつか怪奇現象が

2022年1月の販売状況を見てみると、いつもとさほど変わらないものの、傾向としては「コンパクトカー(ルノー、プジョー、シトロエン、フィアット)の販売が高調で、これは国産車同様の傾向だと思います。

一方、これまで堅調だったアメ車の売れ行きがやや鈍化しており、これはもしかすると「先行き不透明な世の中において、趣味性の強いも製品の買い控え」といったとこが影響している可能性があるのかもしれません。

ただしスポーツカーに対する需要、そして「超」高価格帯のクルマに対する需要は低くなく、フェラーリは安定の成長を見せているようですね。

そして今回びっくりしたのがジャガー(前年比352.8%)とロータス(前年比272.7%)の伸び。

ジャガーはこれまで「もっとも販売が下がっていた輸入車ブランド」のひとつであり、販売台数がボトムまで来ていたので、ちょっと台数が増えれば前年比の数字が跳ね上がるのは理解できるのですが、新車が出ていない状況で、そして「前年比3.5倍」というのは異常値だと捉えていいのかもしれません。

「いったい何があったんだ・・・」という感じですが、もしかすると「在庫処分」を行った可能性があり、もしかすると日本から撤退するのでは、と心配になったりします(実際にはそういった発表はない)。

ジャガーI-PACE

そしてもう一つの異常値はロータス。

こちらは前年比2.7倍という数字ですが、ロータスはこれまでも順調に販売を伸ばしており、しかしニューモデルが納車されていない状況で(エミーラはまだ納車にほど遠い)、そしてモデルラインナップがずっと変わっていない状況において成長するという相当に珍しい例です。

その理由は不明ではあるものの、エミーラの登場、そして様々なロータス関連ニュースによってロータスブランドそのものに注目が集まったことや、ロータスが今後「完全電動化」へと移行するため、今しか購入できない、そして生産が終了してしまった現在のラインナップ人気が集中しているのかもしれません。

ちなみにロータスの販売は世界的に高調であり、2021年は「過去10年間で最高」であったそうですが、日本は「世界で二番目」の市場だとも報じられていますね。

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2022年1月の輸入車登録状況はこちら

順位(累計)ブランド当月販売台数昨年同期比本年の累計
1メルセデス・ベンツ3,760102.7%
2フォルクスワーゲン2,053111.6%
3BMW1,80190.1%
4アウディ1,26079.9%
5MINI1,02685.9%
6ボルボ86475.3%
7ジープ64467.6%
8プジョー64867.4%
9ポルシェ596108.2%
10ルノー536132.0%
11フィアット491125.3%
12シトロエン41099.5%
13ランドローバー335111.3%
14アバルト14086.4%
15アルファロメオ11693.5%
16ジャガー127352.8%
17フェラーリ88107.3%
18マセラティ78152.9%
19DS3356/9%
20ランボルギーニ4087.0%
21キャデラック34154.5%
22ベントレー3576.1%
23フォード22110.0%
24ダッジ2363.9%
25ロータス30272.7%
26マクラーレン1076.9%
28アストンマーティン2686.7%
29ロールスロイス18163.6%
30シボレー2676.5%
31アルピナ527.8%
32ヒュンダイ18450.0%
33ブガッティ00%
累計15,32194.4%

参照:日本自動車輸入組合

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JUN(intensive911)

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