【動画】フェラーリの工場から続々新型車が！プロサングエに812コンペティツォーネ、デイトナSP3、謎のプロトタイプも登場

｜ フェラーリ・プロサングエのティーザーキャンペーンが開始されるも、未だに謎だらけ ｜

プロサングエは現在でもマセラティ・レヴァンテを取り付けて走行中

さて、何かと話題のフェラーリの新型SUV「プロサングエ」ですが、今回はフェラーリ本社から出てくるプロトタイプが目撃されることに。

ただし外装の多くはマセラティ・レヴァンテのものを拝借しているようで、しかし各部のギャップ調整が見られたり、レヴァンテとは異なる仕様が一部で見られることから「中身はフェラーリ・プロサングエ」だとも考えられます。

まだまだプロサングエには謎が多い

そしてこのプロサングエについては非常に謎が多く、まずはその販売が「既存フェラーリオーナーに限定されている」ということ。

つまりランボルギーニ・ウルスやアストンマーティンDBXとは異なり「より多くの台数を販売することでより多くの利益を獲得し、その利益をもってスポーツカーの開発に役立てる」という意味合いのクルマではないということで、これは正直かなり意外な部分です。

フェラーリがSUVを発売すればまずヒットは間違いなく（既存オーナーに加え、これまで日常性の問題からフェラーリに手を出せなかった人々も購入する可能性が高い）、そしてCO2排出規制を考慮すると、プロサングエに（CO2排出量がフェラーリ中で最も低い）V6+ハイブリッドパワートレインを搭載して台数を多く売ったほうがいいんじゃないかとぼくは考えていたためです。

ただ、現実的には「販売する顧客を選定し、価格帯はかなり高く、V12エンジンを搭載する」という話もあり（もちろん実際にどうなるのかはわからない）、そうなるとフェラーリは単に「利益」のためにこれを発売するのではないのかもしれません。

加えて「プロサングエ（サラブレッド）」という名称を用いているところからしても、フェラーリ伝統のV12エンジンを積む可能性も否定できず（むしろネーミングからすると納得）、やはりプロサングエは非常に特別な、フェラーリの限られた顧客のみが入手できるクルマとなる可能性もありそうですね。

フェラーリ本社からは続々新型車や試作車が登場

そして今回の動画を見ると、プロサングエを筆頭にフェラーリの様々なニューモデルが登場。

まずはプロサングエに続き812コンペティツォーネが登場します。

撮影者によると、ボディカラーはおそらくロッソコルサなんじゃないか、とのこと。

なお、ストライプの入らない非常にシンプルな仕様ですね。

そして次はロッソマグマを身にまとうデイトナSP3。

その後ろにも謎のプロトタイプが見え隠れし、こちらは新たなるハイブリッドモデルなのかもしれません。

こちらは開発用プロトタイプだと思われ、あちこちにカモフラージュ用のシートが断片的に貼られています。

顧客スペックのデイトナSP3の生産はもうちょっと先になりそうです。

フェラーリの工場からプロサングエ、デイトナSP3、812コンペティツォーネが出てくる動画はこちら

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参照：Varryx