この装置は一体何？車体後部にナゾのデバイスを装備したラフェラーリが目撃される

｜ フェラーリはハイブリッド化せずになんとかV12エンジンを生き残らせる方法を模索しているのかもしれない ｜

新型ICONA、新型ハイパーカー、もしくは新型ミドシップV12？

さて、スーパーカー系ユーチューバー、Varryx氏がナゾのラ・フェラーリ・アペルタを自身のYoutubeチャンネルへと投稿。

これらはいずれもフェラーリ本社から出入りしているもので、おそらくはラ・フェラーリの姿を借りたなんらかの開発車両だと思われますが、現時点ではそれがいったい何なのか分かっていない状態です。

ちなみにこちらのマットブラックの個体はフロントバンパーやフロントフードがラ・フェラーリとは異なり、フロントバンパーに飛び石キズのようなものが多数見られますね。

新しいICONAモデル？

このラ・フェラーリ・アペルタ（っぽいクルマ）はデイトナSP3のホイールを装着しており、考えられるのはモンツァSP1/SP2、デイトナSP3に続く第4のICONA（イコーナ）の試作車なんじゃないかということ。

ICONAシリーズは単価が高くフェラーリへと相当な利益を落とすため、できればこれを「切らすことなく」販売したいと考えているのだと思われますが、あまりに連発しすぎても希少性を損ない、よってこれはちょっと難しいところなのかも。

そのほか、デイトナSP3の開発用車両ということも考えられなくもないですが、すでに市販モデルと同様のボディを持つデイトナSP3も（カモフラージュ付きで）走っているので、この時点で他のクルマのパネルを装着した状態での走行はちょっと考えにくいかもしれません。

ちなみにハイブリッドを示すステッカーはなく、となるとガソリンオンリーということになり、であればやっぱりICONAシリーズのニューモデルなんじゃないかと思ったり。

それら以外の選択肢だとラ・フェラーリ後継の新型ハイパーカーと言った可能性も残されていますが、新型ハイパーカーの発表はおそらくフェラーリ80周年の折だと思われ、となるとあと5年残されているので、現時点でプロトタイプを走らせるのは時期尚早かもしれません（ただし環境規制をにらみ、80周年よりも前に発売する可能性も考えられる。過去にも同様の例があった）。

大掛かりなテスト装置を装着したラ・フェラーリも

そしてまた別のラ・フェラーリも目撃されていて、これは全身をカモフラージュ用のシートで覆い、リアになにやら奇妙な装置を取り付けています。

おそらくは排ガスの測定を行っているのではと思いますが、とにかくデカい装置ですね。

こちらもハイブリッドのステッカーはなく、となるとガソリンオンリーだと考えられますが、測定装置ではなく「環境規制を満たすだけのクリーンな排ガスにしようとすると、これだけの装置が必要になる」のだとすればちょっとびっくり。

やはりこのデバイスは測定機器だと推測しますが、ちょっと前にポルシェが「ガソリンエンジンオンリーで、ハイブリッド化せずに環境規制をクリアしようとなると、リアオーバーハングが（触媒などモロモロで）2メートルくらいになる」と発言していたことを思い出します。

ナゾのラ・フェラーリが目撃された様子を収めた動画はこちら

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参照：Varryx