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元フェラーリのデザイナーはフェラーリのSUV「プロサングエ」をどう捉えているのか?内外装ともに非常に高い評価を与え、しかし「自分だったらこうする」とも【動画】

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元フェラーリのデザイナーはフェラーリのSUV「プロサングエ」をどう捉えているのか?内外装ともに非常に高い評価を与え、しかし「自分だったらこうする」とも【動画】

| フランク・ステファンソンがここまで長時間熱弁をふるうのは珍しい |

つまり、フェラーリ・プロサングエからはそれだけ多くを受け取ったということになりそうだ

さて、数々のフェラーリ、マセラティ、BMW、マクラーレンなどをデザインしてきたフランク・ステファンソン氏。

フェラーリだとF430やFXX、マセラティだとMC12、BMWでは初代X5、マクラーレンではP1などそれぞれの自動車メーカーにとってターニングポイントとなる、もしくは多くの人々の記憶に残るクルマを手掛けており、同氏の実力、そしてカーデザイン業界における重要性に意義を唱える人はいないかと思います。

そして今回、フランク・ステファンソン氏はフェラーリの最新モデルにして初のSUV、プロサングエのデザインについて言及することに。

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フランク・ステファンソンはフェラーリ・プロサングエについてこう思う

ちなみにフランク・ステファンソン氏はコロナ禍に突入した後、オンラインでなにかできることはないかと考えて自身のYoutubeチャンネルにてデザイン的批評を始めていますが、これが大当たりし、多くのチャンネル登録者の獲得につながっているもよう。

そして人気の秘密というと歯に衣着せぬ語り口にあり、褒めるべきところは褒めるのはもちろん、批判すべきところも批判し、しかし「なぜそう思うのか」を誰もが納得する形で明確に示し、「自分だったらこうする」という代替案を用意するためだと思われます。

つまり、「文句を言うだけの迷惑な人」ではなく、「前に進むために現状を打破し、改善策を示す人」だからかもしれません。

そして人気が加速するとともにそのコンテンツの内容もどんどん大掛かりになり、最近では説明用に大きなモニタを導入したり(以前はデスクの上の紙一枚だった)特殊効果を挿入することも。

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今回の動画を見るに、フランク・ステファンソン氏はプロサングエについて非常に好印象を抱いているようで、同氏の口からは、官能的、ダイナミック、曲線的、セクシーといった言葉が立て続けに飛び出します。

そしてフロント、サイド、リア、インテリアの順に解説を行いますが、フロントについてはスリムなデイライトランニングランプとグリル内に格納したヘッドライトについて「革新的」だと評しており、ただしボンネットの中央をもう少し盛り上げたり、フロントバンパー下部をもうちょっと内側に絞り込んでタイヤを見せたほうがいい、とも。

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サイドだとフロントオーバーハングの短さを絶賛しつつも、クラムシェルボンネット(自動車業界ではボンネットではなくフードと呼ぶ、と力説している)の開口部はもう少し上にあったほうがよく(ラインの断絶を避けることができる)、Aピラー下の黒いパーツは不要だとも(製造上、このパーツを装着するとなにかと便利な場合も。トヨタRAV4にも存在し、コントラストルーフの塗り分けも容易になる)。

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そのほか、フラッシュマウントドアハンドル、Bピラーに内蔵された後部ドアハンドルについても言及し、サイドパネルを盛り上げて塗装面積を少なくすることで軽快に見せていることを大きく称賛(ビジュアルウエイトを引き下げている、とコメント)。

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一方リアについては「フェラーリらしさ」を出すためには丸型テールランプを装着すべきであったと語っていて、しかし前に進むためには何かを変える必要があることについても認めています(つまりはチャレンジを評価している)。

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元フェラーリのデザイナーはプロサングエのインテリアについてどう考えるのか

そして最後はインテリア。

助手席とのデュアル構造、パッセンジャーディスプレイの装着によって助手席を大切にしていることを高く評価しており、しかしもちろんドライバーにフォーカスしていることについても言及していますが、「最近のフェラーリ車は電子化されすぎていて、電子化が進むとフェラーリじゃなくなる 」とコメント。

しかしそれでも、他のモデルに比較すると最大級の賛辞を送っているようにも思われます。

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なお、動画は27分という長尺モノではありますが、それだけフランク・ステファンソン氏がこのプロサングエから多くのことを感じ取り、それを自分の言葉で表現するためにこれだけの時間が必要であったということなのかもしれず(それだけインスピレーションを受けている)、実に見応えのある27分だと思います。

参考までに、現在のフェラーリのデザイナーはフラビオ・マンゾーニ氏ですが、ぼくは同氏がデザイナーに就任した後のデザインが大好きです。

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参照:Frank Stephenson

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