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あふれんばかりの情熱を見よ!250日かけて製作したラフェラーリのレプリカがついに完成、ベースは27万円で買ってきた廃車のトヨタ、車体は自作のスペースフレーム【動画】

2023/02/24

あふれんばかりの情熱を見よ!250日かけて製作したラフェラーリのレプリカがついに完成、ベースは27万円で買ってきた廃車のトヨタ、車体は自作のスペースフレーム【動画】

| このユーチューバーは新しい作品を作るごとにそのスキルを向上させている |

ブガッティ・シロンのレプリカに続き、成功なラフェラーリのレプリカが完成

さて、これまでにもフェラーリやランボルギーニ、ブガッティなどのレプリカを制作してきたユーチューバー、NHET TV。

今回は250日かけて作り上げたというラフェラーリのレプリカ制作過程をダイジェストとして公開しています。

なお、彼らは当初ダンボールを使用したレプリカ製作から始まり、その際には自転車を使用した「人力」パワートレインを採用していたものの、その後にバイクなどの小型エンジンを搭載するようになり、さらには自動車のエンジン搭載、加えてサスペンションの自作、やがてはFRPを使用したボディパネルの製造等にまで対応できるよう技術を拡大しています。

これらはわずか数年のうちに成し遂げられており、人生においていかに情熱が重要であるか、そして情熱によってなにを成し遂げることができるのかをぼくらに教えてくれるものかもしれません。

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ラフェラーリのレプリカはこうやって作る

そこで今回のラフェラーリのレプリカ制作ですが、ベースとなるのはこの(27万円くらいで入手してきた)トヨタ車。

ただし車体やサスペンションなどは使用せず、ここから流用するのはエンジンやトランスミッションといったパワートレインです。

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フレームはこんな感じでゼロベースから組みた立ててゆきます。

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レーザー測定器を使用して正確にスペースフレームを組み上げてサビ止めを吹き付け・・・。

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一旦フレームが完成するとこう。

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そしてここからは足回りの製作に入りますが、ハブやサスアーム、ナックルなど、ほぼすべてのパーツは「自作」です。

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これらが完成したパーツ(さすがにサスペンションは既製品のようだ)。

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一旦これらを組み込むとこんな感じ(サスペンションはインボード式)。

スプリングやダンパーは「ビルシュタインっぽい」カラーにペイントされていますね。

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その後はリアミッドにエンジンを搭載して試運転し、機能上の問題がないことを確かめます(エキゾーストシステムや冷却系はカスタムメイド)。

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ラフェラーリのレプリカの内外装はこうやって作る

そしてここからはラフェラーリのレプリカ制作「ボディ」編。

まずは粘土にて「型」を作り・・・。

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そこへFRPを「巻いて」ゆきます。

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そのFRP製ボディを剥離し・・・。

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ざっと修正するとこう。

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パネル単位にて「切り離して」フィッティングを調整。

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ディフューザーなどの別体パーツも同時に制作を進めます。

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その後はパテにて段差を埋めてゆき、サフェーサーの塗装と研磨を繰り返すことに。

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ダッシュボードやシートも自作していますが、一見すると手間がかかるようではあるものの、「流用したパーツをフィットさせるために加工」するより、意外や最初から自分たちで作ったほうが作業が速いのかもしれません。

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ステアリングホイールもこんな感じでフルスクラッチ。

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電装系についても、その知識や製作スキルを獲得することで「より本物に近い」レプリカを作ることが可能となっていて、これはヘッドライトの内部構造パーツをレジンにて型取り成形しているところ。

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実際に完成したパーツを組み込むとこうなります。

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テールランプについてもモールドを作製し、ちゃんと「ラフェラーリっぽい」パーツを完成させています。

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ラフェラーリのレプリカが完成したらこうなった

そして各パーツの組付け、各部の塗装を行い・・・。

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完成したらこんな感じ。

もちろんヘッドライトやウインカーなど保安上必要なパーツはすべて機能します。

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一見した感じはまさに「ラフェラーリそのもの」。

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なお、これまでにも多数の「レプリカ製作系」ユーチューバーが動画を公開していますが、その多くは動画を削除したりチャンネル閉鎖に追い込まれていて、つまりこれらのユーチューバーは(正当な権利を有する)自動車メーカーからの法的手段によって活動や動画公開を制限されたのだと考えてよく、しかしこのNHET TVについては何ら問題なく活動を続けており、今のところはフェラーリやブガッティ、ランボルギーニ等からのクレームが入っていないのかも。

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その理由は謎ではあるものの、彼らはレプリカを製造して「販売」し利益を得ているわけではなく、かつモノづくりに対する真摯な姿勢に一目が置かれていて、そして何よりも彼らが夢を追っていることが動画からも伝わってくるからなのかもしれません(昔の自動車メーカーはこういった感じでその歴史をスタートさせたのだとも思う)。

ラフェラーリの「ホームメイド」レプリカ制作過程を収めた動画はこちら

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参照:NHẾT TV

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