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エンツォ・フェラーリ博物館にて「デザイン、パフォーマンス、テクノロジーにおいてフェラーリの歴史を変えた」クルマを紹介する「ゲームチェンジャー展」が開催

投稿日:2023/03/05 更新日:

エンツォ・フェラーリ博物館にて「デザイン、パフォーマンス、テクノロジーにおいてフェラーリの歴史を変えた」クルマを紹介する「ゲームチェンジャー展」が開催

| 展示期間は今から1年、この展示がなされているうちに一度訪問したいと考えているが |

その旅は1947年のフェラーリ125Sに始まり、2022年のプロサングエに至る

さて、フェラーリが「ムゼオ・エンツォ・フェラーリ(エンツォ・フェラーリ博物館)にて、新しい展示企画である”ゲーム・チェンジャーズ”を2024年2月17日まで開催する」と発表。

これは文字通り、フェラーリの歴史において「流れを変えることとなった」ゲームチェンジャーたちに焦点を当てたもので、フェラーリ最初の市販車である125Sから、フェラーリ初のSUV(ただしフェラーリはSUVという表現を用いていない)であるプロサングエに至るまでの革新的なクルマにスポットライトを当てたもの。

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エンツォ・フェラーリ博物館ではこんなゲームチェンジャーたちが展示されている

今回の展示において「旅の始まり」となるのは1947年にデビューした125 S。

これは完全なるオリジナルの設計を持っており、高回転かつ軽量な1,500ccのV12エンジンを搭載しており、この125 Sの登場を皮切りに、歴史に名を残すだけでなく、自動車界に忘れられない足跡を残す、革新的なクルマが続々と誕生することとなったわけですね。

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1952年にピニンファリーナがデザインした375MMはロベルト・ロッセリーニがイングリッド・バーグマンに依頼した最初のワンオフモデル。

また166MMは最初のアルミニウム製ボディを持つバルケッタで、軽やかで魅惑的、かつエレガントなボディラインを纏っています。 

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そのほかだとフェラーリの技術革新の代表的な例として、1976年に2+2グランドツアラーとして初めてオートマチックギアボックスを導入した400オートマチックや、シングルシーターとして初めて電気油圧式ギアボックスを採用したフェラーリF1-89も。

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展示内容は「デザイン、テクノロジー、パフォーマンス」の3つ

なお、この展示は、デザイン、テクノロジー、パフォーマンスという3つのセクションに分かれており、それぞれの分野でのゲームチェンジャーを紹介していますが、たとえば”パフォーマンス”セクションでは、オリジナルの180°V12エンジンを搭載した初のミッドエンジンGTベルリネッタである1973年の365 GT4 BB、そして2005年のフェラーリFXXが展示されています(288GTOの姿もある)。

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そしておそらく「テクノロジー」部門の代表格は4シーター、4WD、さらにはシューティングブレークボディを持つ2011年の「FF」。

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この旅の頂点はもちろんプロサングエであり、これはフェラーリにとって重要なテーマである「イノベーション」を表現したクルマ。

洗練されたアスレチックデザイン、快適性、多用途性、ドライビングのスリルを究極の形で融合させた、あらゆる面で完全に独創的な、文字通りのゲームチェンジャーでもありますね。

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もちろん上で紹介した以外でも多数の「歴史を変えた」フェラーリが展示されており、創業以来、情熱的な魂をもって未来と革新の両方に焦点を当ててきたフェラーリの歴史、その原動力となった、創業者であるエンツォ・フェラーリのパイオニア精神、さらにはそれらを受け継いで誕生した数々の先進的なクルマたちを見ることができる展示企画となっているようです。

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参照:Ferrari

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