| このセットを入手できるのはフェラーリ・モンツァSP1/SP2の購入者のみである |
「カーボンとレザー」仕上げのヘルメットはなかなかに魅力的
さて、フェラーリは「屋根もフロントウインドウもない」クラシカルなスピードスター、「モンツァSP1/SP2」を499台限定にて発売していますが、その購入者にはフェラーリ純正のクラシカルなウエアやヘルメット類を購入できるという権利が付与されます。
そして今回、RMサザビーズの開催するオークションに「モンツァSP2のオーナー専用、ヘルメットとグローブ、ゴーグル」が出品されることになり、その予想落札価格について12,000ユーロ(約188万円)というエスティメイトが出されることに。
参考までに、フェラーリ純正のモンツァSP1/SP2用ウエアはこんな感じです。
-
フェラーリが50年代にインスパイアされた新セグメント「Icona」発表。第一弾として「モンツァSP1」「モンツァSP2」登場
| フェラーリは新限定シリーズ「Icona」を立ち上げ。1950年代の純粋なフェラーリを再現 | フェラーリが「フェラーリ・モンツァSP1」「フェラーリ・モンツァSP2」を正式発表。 フェラーリはこれ ...
続きを見る
フェラーリ・モンツァSP1/SP2用のヘルメットはなかなかにレトロだった
そして今回公開された出品物を見るに、フェラーリのオフィシャルフォトと同じ仕様を持っていますが、もしかすると選べるのはこの仕様だけなのかもしれません(つまり、自分のモンツァSP1/SP2にあわせたカラーを選ぶことは出来ない)。
実際のところ、以前にShmee150氏が公開した動画においても(モンツァSP1/SP2の)ミーティングに集まった人々が着用していたのはこの「ブラウンレザー仕様のみ」だったので、やはりこの仕様以外はないと考えたほうがよさそうですね。
-
【動画】フェラーリの超限定モデル、モンツァSP1/SP2が33台も一箇所に集まる!時価総額を合計すると90億円くらいになるそうだ
| さらにはモンツァSP1/SP2でサーキット走行も | ボクがオーナーだったらもったいなくてなかなか乗れない さて、フェラーリがそのラインアップを一新し、ごく限られた顧客のための超限定シリーズ「IC ...
続きを見る
今回の出品物はバイザーにフィルムが貼られており、つまりは「未使用」だと思われます。
帽体はカーボンファイバー製で、そこにレザーが巻かれているようですね。
内側のクッション(後頭部に当たる部分)には跳ね馬の刺繍も。
ちなみにメーカーは不明で、フェラーリとパートナーシップを結んでいるベルが製造している可能性もありますが、その形状やパーツを見るに、おそらくはMOMO製じゃないかと推測しています(”Arrow”がベースとなっている可能性が高い)。
カーボンファイバーの上にレザーを貼るという贅沢極まりない仕様を持ち、巻かれるレザーは「アンティーク」調。
カラーのみではなく光沢や質感も雰囲気満点となっており、かなり高品質なレザーなのでしょうね。
バイザーの取付部には跳ね馬が立体にて再現。
ゴーグルのフレームはシャドウクローム、そしてレンズはライトスモーク、そしてプランシングホースが型押しされたブラックレザーのケースが付属します。
こちらはヘルメット等一式を収納するバッグ。
ヘルメットやグローブに劣らず高級な作りを持っています。
合わせて読みたい、フェラーリ・モンツァSP/SP2関連投稿
-
内外装レッド!フェラーリが330 P4風なカスタムが施された「モンツァSP2」を公開
| フェラーリはその「豊富なレーシングヘリテージ」によって、カスタムのインスピレーションには事欠かない | これほどまでに全身でフェラーリを主張するクルマも珍しい さて、フェラーリは自身のFacebo ...
続きを見る
-
【動画】ルーフを持たない限定フェラーリ、モンツァSP2はどうやって洗車するのか?プロが「水なし洗車」を使用しディティーリングを行う
| たしかにフェラーリ・モンツァSP2に「水をぶっかける」のはリスクが高すぎる | 環境面からも「水なし洗車」はけっこう普及するかもしれない さて、ニューヨーク拠点のカーディティーリングショップ、AM ...
続きを見る
-
フェラーリが公式にカスタムした水色のモンツァSP2を公開!1960年代に活躍した250GTベルリネッタ・パッソコルトをイメージ?
| 1950年代だと「水色のフェラーリ」はさほど珍しくはなかったようだ | 意外なことだが、フェラーリに水色はよく似合う さて、フェラーリは自社にてパーソナリゼーション部門「テーラーメイド」を所有して ...
続きを見る
参照/Photo:RM Sotheby's, Ferrai