
| 水没から復帰に要したのは3年 |
スパ・フランコルシャンにて、EdoコンペティションがチューンしたフェラーリFXXが走行。
「ZXX」と名付けられており、ナンバーも「ZXX」ですね。
この車両はおよそ3年前、カナダの「ニューファンドランド」ラリーにて不幸にも事故によって水没した車両ですが、それをコツコツと修復しこのたび復活(出力は950馬力に向上)。
走行時のサウンドはけたたましく、動画でも耳を覆いたくなるほどですが、音量は142デシベルとのこと。
なお、「相当にうるさい」ランボルギーニ・ウラカンの冷間時始動音で100デシベルなので、実際に聞くと異常な音量なのだと思います。
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マセラティMC12はフェラーリ・エンツォのエンジンを搭載したレース用のホモロゲーション車両で、このルックスにかかわらず基本的には公道走行可能な車(日本では登録に一部変更が必要)。

全幅2メートル10、全長5メートル14センチと相当に大きな車で、ボディカラーは50台全てがホワイトとブルーとのツートン(よってこの車両はエド・コンペティションがリペイントしている)。
2004年のマセラティ90周年の折に発表され、価格は1億円。
エンジン出力は632馬力、0-100キロ加速は3.8秒(エンツォは3.65秒)ですが、今回販売される個体は840馬力、3.2秒にまで向上しています。

エンジンはボアを拡大しカムシャフトやバルブスプリング、バルブの変更などメカチューンに加えてインテークの変更やエキゾーストの変更が行われ、それらによって840馬力を達成。
なおギアボックスまでもがチューンされている、とのこと。

前後のセラミックブレーキ、センターロックホイールもEdoコンペティションのもので、外観はレース用のMC12と見まごうほどのアグレシッブなエアロパーツを装備。

販売価格は2億1000万円ほどですが、その希少性やチューニングの内容を考えるとお買い得なのかもしれません(Edoコンペティションが何台このマセラティMC12をチューンしたかは不明)。

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巨大なリアウイングが目を惹きます。
写真の撮り方が非常に印象的ですね。
