1947年にわずか3台、1948年に5台、その後さらに21台のみ製造され販売されたフェラーリ・インタークーペ。
今回イギリスにて販売されることとなっていますが、この個体は「イギリス最古のフェラーリ」とのこと。
このフェラーリインタークーペはフェラーリにとって11番目のロードカーとなるそうで、シャシーナンバーは21(それを考えると1欠番がある?)。
さらにこれは10台のみ生産されたStabilimenti Farinaによるボディワークが施された車両の4台のうち一台で1949年6月27日にミラノで登録され、数年後に別のオーナーに売却された模様。
1962年にはヒューストンへ輸出され2年後にはオクラホマへ。
次の年には英国へ輸出されその後モナコのオーナーへと販売に。
その後もコレクターの元を転々としスイスで登録されミッレミリアを走ったこともあるそうです。
現在のオーナーは2015年にこれを手に入れ、現在販売先を探している、とのこと。
転売の回数がやたらと多い個体ですが、「クラシックフェラーリは儲かる」というひとつの証明でもあるのでしょうね。