予定通りラ・フェラーリ・アペルタがパリにてデビュー。
言わずと知れたラ・フェラーリのオープンモデルですが、フェラーリのデザインチームは可能な限りクーペと同じ外観になるように努力したとのこと。
なお同じなのは外観だけではなくパフォーマンスもクーペと同等で、車内を快適に保つためのウインドストップ・システム、オープン化に伴う補強などを加えながらもクーペと同じ動力性能を発揮(増加した重量については未公表)。
つまりパフォーマンスは0-100キロ加速3秒以下/最高速度は時速350キロとなり、デタッチャブル・トップはソフトトップもしくはカーボン製のトップが選べますが、トップを外したとしても空気抵抗はクローズ時と変わらないとのこと。
現時点ではスペック等の公表にとどまり限定台数や価格(4億円〜4億5000万円と言われる)は未公開。
オフィシャルにてプロモーション動画(セバスチャン・ヴェッテルも登場)も公開されています。
こちらはパリ・モーターショーでのアンヴェールの様子。
関連投稿:ラ・フェラーリ・スパイダー正式公開。ただし正式名称、スペックは謎のまま
つい先ごろ、フェラーリの工場にて目撃されたラ・フェラーリ・スパイダーですが、フェラーリより正式に公開。
ただし現時点ではその正式名称を公開しておらず、スタイルのみのアンヴェールです。
スペックについても非公開ですが、ルーフはカーボン製の取り外し式、パワートレインや走行性能はラ・フェラーリと同等と見られます。
なおラ・フェラーリは790馬力のV12エンジンと160馬力のモーターを持ち、システム合計で950馬力を発生。
フェラーリのコーポレートカラーはイエローで、そしてフェラーリといえば「赤」ということもあり、こういった記念モデルについてはレッドもしくはイエローの画像が用いられることが多く、「ブラック」をまずオフィシャルフォトとして公開するのは非常に珍しいですね。
ラ・フェラーリ・アペルタがスペインの公道で目撃。
ボディカラーはロッソ・コルサと思われ、プロモーションビデオの撮影中のようですね。
これまでも公式動画が公開されていましたが、その動画ではわからなかったリアフェンダー前の70周年記念プレートが確認できます。
ラ・フェラーリ・アペルタはもちろんオープンという他にクーペにはないピンストライプを持つことが特徴で、そのために独特の高級感というか上品さを感じさせますね。
トップに関してはデタッチャブル式と思われますが、カーボン製のルーフのほかファブリック(布)製のルーフも存在すると思われます。
限定台数は150台で当然ながらすでに完売済みと思われますが、一部では「6億円で取引された」という噂もあるようですね。
なお撮影に使用されているのはメルセデス・ベンツですが、(同じくマルキオンネ氏がCEOを務める)ジープではないのはちょっと意外です。
先日オフィシャルフォトのみが公開されたラ・フェラーリ・アペルタですが、カモフラージュなしの実車の画像が流出。
先日公開された画像ではブラックのボディカラーにレッドのアクセントでしたが、今回目撃されたものはレッドのボディカラーにホワイトのアクセント。
レッドにホワイトというのは珍しいようにも思いますが、以前にも599SAアペルタに「レッドにホワイト」のストライプを採用しており、フェラーリは以外にも「レッドにホワイト」が好きなのかもしれませんね。
なおスペック、限定台数、価格、そして正式名称も非公開のまま。
おそらくパリ・モーターショーでの発表と言われますが、もちろんその頃には完売となっているのは間違い無さそうです。
フェラーリは2017年にプロダクションカー販売70周年を迎えますが、その節目にラ・フェラーリ・スパイダーを発売する見込み。
すでにプライベートイベントではお披露目されているようで、インスタグラムにはプレゼンテーションキットの画像なども公開。
限定台数は120台と言われていますが、現フェラーリ会長のセルジオ・マルキオンネ氏はラ・フェラーリのような限定モデルは「もっと作ってしかるべき」と発言しており、もしかするとラ・フェラーリよりもぐっと多い数となる可能性も。
ただしいかに数が多くとも購入制限はかなり厳しいと思われ、過去のフェラーリの購入履歴、現在のフェラーリの保有状況などでの縛りがあると思われます。
なおラ・フェラーリは499台限定で、フィリピンで公開された「購入条件」は”正規ディーラーでフェラーリを5台以上、うち一台はスペチアーレを購入していること”。
この条件を満たすためにフェラーリF12ベルリネッタを購入してまでラ・フェラーリを注文した男性もいましたね。
ラ・フェラーリ・アペルタが養生テープをノーズに貼って走行中。
おそらくはどこかの会場へと搬入するために移動しているものと思われます。
取外し可能なルーフの中央部分はキャンバスですが、A~Cピラーを繋ぐ部分は樹脂もしくは金属と見られ、他では見られない構造ですね。
なおルーフの取り外し方法は不明で、なぜこのような構造になっているのかも不明。
ラ・フェラーリは収納スペースが少なく、しかし取り外したルーフを収納できるようにハード素材とソフト素材を組み合わせたのかもしれませんが(つまりルーフは外した後に畳める?ホンダS660のように)、そうなるとラ・フェラーリ・アペルタの最高速に耐えるのは難しそうで、トップ装着時の最高速度は制限されるのかもしれません。
現時点でラ・フェラーリ・アペルタの価格や限定台数、スペックは不明ですが、おそらくスペックはラ・フェラーリ(クーペ)同様で、価格は5億5000万円、限定台数は150台、とも。
もちろんすでに完売済みと見られ、ラ・フェラーリ・アペルタを購入したとみられる人たちも登場しています。
毒舌シェフ、ゴードン・ラムゼイもその一人ですが、入手したラ・フェラーリ・アペルタのキーも公開していますね(キーは488GTB/スパイダーに採用される最新のスマートキーではなく、一世代前のキー)。