フェラーリF12tdfの中古車両がまたしても登場。
F12tdfは限定台数799台の希少な車ですが、たびたび中古市場に出てくるので、やはり投機目的で購入した人も多かったのでしょうね。
今回はドイツのエキゾチックカーディーラーで販売されていますが、その価格は1億円超。
ボディカラーはシルバー(グリージョ・チタニオ)でカーボンパーツのオプション(インテリア/エクステリア・カーボンパッケージ)付き、走行距離はわずか130キロ。
以前にイエローのF12tdfが販売に出されていましたが、このグレーも渋くて良いですね。
フェラーリF12tdfはベースとなるF12ベルリネッタの740馬力から780馬力へと大幅にパワーアップされたエンジンが特徴ですが、ギア比が6%クロース化され、さらにはシフトアップで30%、シフトダウンで40%も変速スピードを短縮化。
トレッドはフロントで8ミリ、リアで30ミリ拡大され、後輪にはフェラーリ独自の操舵機能「バーチャル・ショート・ホイールベース・システム」を搭載するなど「単なるパワーアップ版」ではないスペシャルモデル。
なおダウンフォースはF12ベルリネッタに比べ87%増加し、重量は驚愕の-110キロ。
0-100キロ加速は2.9秒、フィオラノ・サーキットでのラップタイムは488GTBより2秒速く、ラ・フェラーリのわずか1秒遅れのタイムという「過去最速のフロントエンジン・フェラーリ」となっています。
先日発表されたばかりのフェラーリF12tdf(ツール・ド・フランス)がマラネロで目撃。
世界第一級のパフォーマンスを誇る車とローカルなガソリンスタンドとの組み合わせがなんともユニーク。
F12tdfは799台のみの限定生産で、すでにデリバリーも開始。
ダウンフォースを2倍に強化して出力を40%アップ、さらには110kgの軽量化を達成しており、それによって0-100キロ加速は3秒を切って2.9秒に。
トランスミッションはF12と同じF1 DCTですが、シフトアップのタイムが30%速くなっておりギアレシオも6%ショートになって(つまり加速重視)いる、とのこと。
ベースはもちろんF12ベルリネッタですが、雰囲気的には「別の車」といえるほどの改装が施されており、クラシカルな雰囲気も漂いますね。
フェラーリF12tdfがムジェッロ・サーキットで一般に公開。
ただ走行するだけではなくドーナツターンも披露しています。
おそらくはフェラーリのファンイベントなのだと思いますが、セバスチャン・ヴェッテル、キミ・ライコネンの姿も。