フェラーリ458スペチアーレはかなり豊富なボディカラーにてデリバリーされているようですが(ネットを見ているとむしろロッソの方が少ないように思える)、その中でもさらに珍しいと思われる明るいブルーの個体が目撃に。
ポルシェのマイアミ・ブルーのような発色の良いブルーで、もともと明るいブルーが標準ボディカラーにラインアップされていないフェラーリにとっては非常に珍しい色だと思います。
加えてこの458スペチアーレはオプションのストライプが入っておらず、さらに希少な個体と言えますね。
けっこう珍しい、オレンジのフェラーリ458スペチアーレ。
フェラーリはもともと非常に豊富なボディカラーを標準ラインアップで揃えますが(28色くらい)、その中でもなぜか「オレンジ」がないのが非常に不思議。
ランボルギーニとの差別化なのかと考えたりもしますが、ランボルギーニの「オレンジ」が人気化したのはムルシエラゴ以降と思われ、そしてフェラーリのクラシックモデルにもオレンジが見当たらないことを考えると、もともとオレンジをボディカラーとして使うつもりがなかったのでしょうね。
なおフェラーリのカンパニーカラーはイエローで、市販車においてはレッドが最も人気ということもあり、その中間の「オレンジ」というのがあってもよさそうだとは思いますが、とにかくオレンジは希少。
これだけ多くのボディカラーが見られるネット上においてもそれは同じで、458スペチアーレ、ラ・フェラーリでごくわずか見られるのみ(F12/F12tdfでオレンジは見たことがない)。
一方こちらはグレー(メタリックグレー?)にイエローのストライプ。
ダーク系ボディカラーに鮮やかなカラーのストライプというのは上のオレンジの個体と真逆ですが、こちらも非常にインパクトのあるカラーリングですね。
458スペチアーレはフェラーリとしてはかなり幅広いカラーを選択されているモデルであり、N.A.R.T.ストライプのカラーや形状も様々なバリエーションがあります。
そしてほとんどの車両がッストライプ入りですが、これは珍しくストライプの入っていない車両。
458イタリアや458スパイダーであればストライプが入っていなくてもそれが「普通」ですが、ストライプの入っていない458スペチアーレはちょっと妙な感じですね。
けっこう珍しい、マットホワイトとマットブラック、そしてレッドのストライプというカラーリングのフェラーリ458スペチアーレ。
おそらくは納車後にカスタムしたものと思われますが、独特のカラーリングですね。
けっこう珍しい、ストライプなしのフェラーリ458スペチアーレ。
あのストライプはオプション扱いで100万円以上するので(そう考えるとカスタムカラー並かそれ以上)、選ばない人も多いのかもしれません。
この個体の場合はボディカラーに合わせてブレーキキャリパーをイエローに、そして内装もブラック&イエロー、生地はアルカンタラ、外装もブラック&イエローでフロントフェンダー上のエンブレムもカーボンとするなど、かなり細かいところにこだわっているようです(ほかサイドステップもカーボン製とするなど、けっこうお金はかかっている)。
リアの跳ね馬もブラックにペイントされ、ディフューザーの下側もボディ同色にペイントされている模様。
面白いのはナンバーの位置で、フロントバンパー正面のプランシング・ホースが見えるようサイドにずらして取り付けられていますね。
鮮やかなブルーのフェラーリ458スペチアーレ。
フェラーリでこの色、というのはほぼ見ないように思いますが(一部599では見られましたが)、非常にマッチングが良いようです。
N.A.R.T.ストライプのカラーチョイス、ホイールやブレーキキャリパーのカラーも良く、非常に魅力的で美しい一台だと思います。
458スペチアーレにおいてはほかのフェラーリに比べて様々なカラーがデリバリーされているようで、ストライプのカラー等バリエーションが豊富であり、オーナーさんのセンスが反映されやすい車なのかもしれませんね。
比較的カラーバリエーションの多いフェラーリ458スペチアーレに比べ、以外とバリエーションの少ないF12。
しかしながらこのF12はブルーという珍しいボディカラーもさることながら、ホワイトとイエローのストライプもかなり珍しいですね。