イギリスにてフェラーリ430スクーデリアの中古が登場。
ボディカラーはロッソ・ムジェッロ、価格は2800万円程度となっています。
内装はネロ(ブラック)のアルカンタラでレッドのステッチが入り、ストライプはグレー、ホイールはゴールド(車高は1.5センチローダウン)。
430スクーデリアは2007年にミハエル・シューマッハによって発表されたF430のスパルタンバージョンで、360モデナだと「360チャレンジストラダーレ」、458イタリアだと「458スペチアーレ」のような位置づけです。
エンジンはF430と同じV8/4.3リッターですが510馬力にパワーアップされ、重量は200キロ軽い1250キロ(現代では驚異的に軽い)。
0-100キロ加速は3.6秒と今でも十分に速く(メルセデスAMG GT Sやアストンマーティン・ヴァンキッシュくらい)、最高速度も時速320キロと申し分のない数字。
トランスミッションは変速スピードを高めた「F1スーパーファスト」を搭載、テールパイプは出口が高い位置に変更となっています。
日本だと現在430スクーデリアは15台の在庫があり、価格は1950万円から2700万円まで(中心は2200-2300万円)。
イギリスの相場よりも安めに推移しているようですね。※日本での新車価格は3026万円
フェラーリはそのボディカラーについて「赤」にはそうとうにこだわりがあり、同じ「赤」でも現在だと5色をラインアップ。
(明るい順に。朱色からエンジ色に近くなる)ロッソ・ディーノ、ロッソ・スクーデリア、ロッソ・コルサ、ロッソ・ムジェッロ、ロッソ・フィオラノという感じ。
日本だとロッソ・コルサ、ロッソ・スクーデリアあたりの人気が高く、このあたりはやはり中古価格が高い模様(一番高いのはビアンコ=ホワイトですが)。
逆にブルーなどは(格好良いと思うのですが)不当に安い価格が付けられていることがあります。