またまた希少なフェラーリがオークションに登場予定。
今回は「フェラーリ250GT SWBベルリネッタ」で、176台のみが生産された貴重な車です。
この車両は1961年製で「ルッソ」エクステリア・パッケージを装備。
これは快適装備が主なものでアルミ製のフード、デッキリッド、開閉可能なウインドウ、フェンダーやルーフのエアベントなど。
「SW」の名称の通りショートホイールベースとなっており、その経歴はイタリアのカーコレクターに販売されるところからスタート。
その後はアメリカのコレクターに販売され、1980年代になって再びヨーロッパに戻っています。
2015年にはフルレストアを受け、その後はコンコルソ・イタリアーノ、フェラーリ・クラブ・オブ・アメリカ開催のイベントなどで賞を獲得した、とのこと。
スタイリングについては美しいの一言ですが、近年のウエッジシェイプを持つフェラーリを見慣れているためか「これがフェラーリ」と言われてもなかなかしっくり来ず、それはランボルギーニにおける350GTも同様かもしれません。
なお今回の予想落札価格については当然ながら10億円を超え、12億円に迫るのでは、と見られています。