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こんなフェラーリ見たこと無い。有名カスタムビルダーがアメリカンに仕上げた308GTSが販売に

2017/04/21

| フェラーリ308は現在「要注目」車種 |

アメリカの有名なクラシックカー・カスタマイザー、ジョージ・バリス氏が自らカスタムしたフェラーリ308GTSが中古市場に登場。
1978年に同氏によって購入された後にカスタムされたもので、見ての通り「またとない逸品」に仕上がっています。
販売価格は2300万円ですが、それでも「安いんじゃないか」と思えるほど。

ボディ自体も「ワイド」化され、これも幅広のBBSホイールを装着。
リトラクタブル・ヘッドライトは取り外され、グリルの中にライトが仕込まれている、とのこと(グリル、フロントリップはオリジナル)。

ボディカラーはメタリックゴールドとカッパーとの2トーンで、その境界にはイタリアントリコローレ。
今でこそイタリアンスーパーカーにトリコローレを使用するのが一般的になっているものの、当時としては珍しかったのでは、と考えられます。

加えてアメリカのカスタムビルダーらしく、あちこちにピンストライプが入れられ、まさに芸術的。
「Ferrari」のエンブレムや跳ね馬(プランシングホース)、アンテナなどはゴールド化されていますが、これらは純金を使用したメッキとのこと。

内装はブラウンレザーを基調としながらも、やはり「イタリアントリコローレ」。
助手席側ダッシュボードには各種ランプやスイッチが設けられ、センターコンソールにはソニー製のテレビなど各種デジタル機器を装備(アンテナ含め、80年代っぽくてナイス)。

イタリアントリコローレは内装をぐるりと取り囲む形で配置され、ドアを開けたところ(通常は見えない)にも。
見たところ、外装のイタリアントリコローレとは高さをあわせているようですね。

シートにもイタリアンカラーが使用され、フロントフードを開けた「内側」にも配置されるなど、「見えない」部分に至るまで強いこだわりが発揮されているカスタムに(フロントトランク内も内装と同じブラウンレザーに張り替えられている)。

エンジンについては記載がありませんが、これもおそらくカスタム済みと思われます。

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