チェコにて、美しいマットブルーのフェラーリF12tdfが目撃に。
F12tdfは定番カラー「レッド」以外が多数見られるモデルではありますが、「マット」カラーは非常に珍しいと思います。
なお、フロントフードには「横」にラインが入っており、F12tdfはこれが非常に似合うようですね(フロントフェンダーのデザインも関係している)。
F12tdfの「tdf」はツール・ド・フランスの略。
自転車レースのほうが今となっては有名ですが、同名の自動車レースも開催されており、フェラーリはここで1956-1964年までの9年を連続で優勝しています。
エンジンはベースとなるF12の740馬力から780馬力までパワーアップし、ワイドボディが与えられたうえで前後トレッドが拡大。
さらには後輪ステアリング機能も追加され、大きく運動性能が向上しているのが特徴。
なお軽量化とエアロダイナミクスの向上も追求され、ダウンフォースは87%強化され、重量に至っては110キロも軽量化(どこにそこまで軽くなる要素があったのかと思うほど)。
0-100キロ加速は2.9秒となり、フィオラノ・サーキットの走行タイムにおいてもラ・フェラーリに次ぐ速さを誇ります。
ちなみにほかのf12tdfだとこんなカラーも。
VIA:AUTOGESPOT
ニコラ・ダニエロ氏がフェラーリF12tdfをテーラーメード・プログラムにてカスタムし、その画像を公開。
1967年のル・マンを走ったフェラーリP4をテーマに選び、レッドのボディカラーにイエローのライン。ゴールドのホイール、「Prova MO-159」の文字が再現されています。
ステアリングホイールやグローブボックスにもイエローのラインが入り、スイッチ類にもイエローのアクセントが見られますね。
画像は氏が公開したものですが、PC上でカスタムしたものをウブロとフェラーリの腕時計とともにアップしています。
非常に珍しい、フェラーリF12tdfのアズーロ・ブルー。
そのほとんどはロッソ・コルサ(レッド)かジアッロ・モデナ(イエロー)で、フェラーリ全体として見たときにもこういった明るいブルーは非常に珍しいですね。
ホイールはブラックにペイントされサイドにもイエローのアクセントが入るなどかなりカスタム度合いの大きな一台と言えます。
なお以前にも同様の美しいブルーにイエローとホワイトのストライプが入るフェラーリ458スペチアーレが目撃されていますが、フェラーリは素晴らしくブルーの似合う車でもありますね。
ブダペストのフェラーリ・コレクターJosh Cartu氏のもとへフェラーリF12tdfが納車。
その引き取りの様子、そして印象などを動画で公開。
ボディカラーはホワイトで各部をマットブラックにて仕上げており、かなり引き締まった印象がありますね。
何台もフェラーリをオーダーしているとかなり明確にカスタムイメージを持つことができそうであり、それをもとにオーダーしたのだと思います。
メタリックグレーのボディカラーにブラックのホイールとイエローのライン/ブレーキキャリパーがナイスなフェラーリF12tdf。
F12tdfはもともとブラックのアクセントを持っており、それにあわせたカラーリングが有効かと思いますが、この車両はうまくブラックを活用している印象です。
なおボンネットのイエローストライプはフェンダーまで達しておらず、これはフェンダー上のブラックのパーツがあるためと思われます。
なおリアのブレーキキャリパーが大きく見えますが、フェラーリのブレーキキャリパー(リア)にはパーキングブレーキが内蔵されており、そのためにキャリパー本体が大きくなっています(ランボルギーニはパーキングブレーキ用の小さなキャリパーが別で付いている)。
けっこう思い切ったカラーリングのフェラーリF12tdf。
メタリックグレーのボディカラーにパープルのアクセントという非常に珍しいカラーですが、フェラーリのヒストリック・レーシングカーによく見られるパターンとなっています。
フロントフェンダーのサイド部分、フロントリップ、サイドステップ、リアバンパーの一部、テールランプ間のガーニッシュも同様にパープルで彩られていますが、まさに「エキゾチック」。
ナンバープレートは「FF12TDF」で、これを取得するにはかなりのコストが必要であったと思われますが、「フェラーリ愛」を強く感じさせる一台ですね。
もう一台はポルシェ918スパイダー。
フランスはカンヌで目撃されたとのことですが、おそらくもともとはアシッドグリーンのボディカラーで、その車体後半にブラックのラッピングを施したものと思われます。
「CT」とロゴが入っており、なんらかのプロモーション用と思われますが、そのロゴの残し方、リアウイングやリアバンパーの一部でアシッドグリーンを残しているあたり、うまく考えているなあ、と思います。