フェラーリの次期ハイパーカーを考えてみた、というレンダリングが登場。
これはオフィシャルではなくデザイナーのFernando Pastre Fertonaさんが考えたもの。
ラ・フェラーリのイメージを反映させつつも独自テイストに仕上がっていますが、相当に格好良い作品だと思います。
なお最近では「フェラーリ70週年記念」として「ラ・フェラーリ・アペルタ」が登場しているものの、変化の早い最近のハイパーカー事情を鑑みるに、「80週年記念」を待たずしてラ・フェラーリ(クーペ)のように新型ハイパーカーが登場するのかもしれません。※一説では3~5年内
ラ・フェラーリは「ハイブリッド」となりますが、このままゆくと(現在フェラーリがハイブリッドの方向を向いている以上)新型ハイパーカーもハイブリッドとなる可能性が大。
かつ、メルセデスAMG、アストンマーティンが立て続けに「2億から3億」のハイパーカーを登場させようとしている今、フェラーリの次期ハイパーカーもこれくらいの価格になるのでは、とも考えます(フェラーリの場合、価格は重要な要素ではない)。
メルセデスAMGはF1直系のエンジン含むパワートレーンを使用したハイブリッドとなり、アストンマーティン・ヴァリキリーは(おそらく)ガソリンエンジン+KERS。
マクラーレンはF1後継もでるに加えてP1のフルエレクトリック版を登場させるとウワサされますが、その中でフェラーリがどういったポジションを狙うのかは非常に興味のあるところ。
同じF1コンストラクターとしてプロジェクト1のような「公道を走るF1(これはすでにF50で実現)」なのか、それともなんらかの未来を示唆したものとなるのか。
フェラーリは「天上天下唯我独尊」がその魅力の一つでもあり、マクラーレンやメルセデスAMG、アストンマーティンが何をしようともそれらに対抗するのではなく「己の道を行く」のだと思いますが、「さすがフェラーリ」と言えるようなモデルが出てくるのは間違いない、と思います。
オフィシャルではありませんが、ラ・フェラーリの後継としてデザインされた「Ferrari Zenyatta」。
ガルウイングドアを備え、フェラーリのフラッグシップたる要素を備えています。
このところフェラーリはエアロダイナミクスには非常に力を入れており、それは今後も同様かと思われますが、このZenyattaのリアにも面白いエアロデバイスが追加されていますね。
ラ・フェラーリの「次」となると1000馬力を超えてくると思われ、今後も様々なレンダリングが登場すると思われますが、実際に登場する車はぼくらの想像をはるかに超えたものになるだろうと思われ、そしてフェラーリとはそういったことを軽々とやってのける会社だと思います。