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ランボルギーニが公式で「女子会」開催!ブランディングも時代とともに変化している

投稿日:2018/05/28 更新日:

| ランボルギーニがなぜ女子会? |

ランボルギーニ・ジャパンが「女子会」を開催した、というニュースがclicccarにて掲載(画像もクリッカーより)。
この背景としては、ランボルギーニではじめて誕生した女性役員でもあるカティア・バッシ氏の影響があるようで、女性視点でのアイデアを出し今後の活動につなげるため、日本の女性リーダーを集めてディナー&ディスカッションの場を設けたようですね。

ランボルギーニの公式イベント「FAB」

なお、集まったのは「IT系、出版社、マーケティング会社、美容系や旅系ジャーナリスト、広告代理店、ランボルギーニオーナー代表」とのことで、自動車業界からは吉田由美氏が出席し、記事中ではその様子を届けてくれています。

ちなみにこのイベントは「Lamborghini Female Advisory Board=FAB」と題され、すでにシンガポールやドバイでも開催されているそう。

Lamborghini2

自動車を売るなら女性を攻略

「自動車と女性」というと縁遠いようにも感じますが、実際のところ現代における自動車は「ブランド品のようなもの」だとぼくは考えています。
というのも、効率よく移動することを考えると自動車はもはや「無用」とも言えるもので、公共交通機関の無いところであっても「タクシー」や「レンタカー」を利用したほうが(自家用車を所有するよりも)安上がり。

たしかに「必要性」のある場合もあるものの、現代において自動車を個人で所有するというのは自己満足に近い意味を持っている、と考えているわけですね(そして自己満足の象徴はブランド品でもある)。

そして自己満足を満たす要素としては「承認願望」や「美の追求」「他の人よりも優れた存在でありたい」というものがあると思いますが、そういった傾向は男性よりも女性の方が強く持っている、と思われます。

となると今後の自動車販売においてはこういった女性目線、つまり「ブランド品としての」自動車のありかたを考える必要があるのかもしれません。

なお「女性が自動車をブランド品として購入する」ことは稀だと思いますが、影響力のある女性がそういった行動を取ることに意味があり、それに影響された女性が出てくることや、憧れている女性がそういったクルマを購入することで「(そのクルマの)ブランドが憧れで、カッコイイ存在である」という認識が(クルマを買わない)女性の間にも広がると、オトコは単純なものなので、よっしゃそのブランドのクルマを買おう、という図式が成り立つ可能性も。

ちなみに日本ではほとんどそういった話を聞かないものの、海外において「高級車のトップセールス」は女性である場合が多く、ブガッティをもっとも多く売るセールスパーソンも女性。
BMWジャパンの社長もかつては「女性」で、前ダイエーCEOであった林文子氏が就任してBMWの業績を大きく伸ばしたことも。
BMWジャパンの社長就任の際に「ダイエーという数百円の商品が中心の業界と、数百万円という高級車業界とはあまりにも違いすぎ、しかも女性」ということで当時古い考え方を持つ業界人から疑問の声が多く上がったと聞きますが、当の本人は「モノを売るのに数百円も数百万円も関係はない。基本的な考え方は一緒」としており、実際にBMWを成長させているので、自動車業界=男性のもの、というのはもはやナンセンスなのでしょうね。

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  • この記事を書いた人

JUN

興味の範囲が広く、猫、小説、映画、音楽、腕時計、クルマなど。 酒、タバコ、ギャンブルは一切しません(ある意味では自分の人生そのものがギャンブル)。 いま欲しいクルマはアルピーヌA110。

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