イタリアのアーティスト、Emil Baddal氏による「ランボルギーニ Xコンセプト(2012、非オフィシャル)」。
ランボルギーニの既存モデルや過去モデルの影響を受けず、自由にデザインしたように見えますね。
なお、V12エンジン搭載をイメージしている、とのこと。
ランボルギーニ・レゾナーレ・コンセプト。
Paul Czyzewskiによるデザイン・コンセプトです。
ヴェネーノ、アヴェンタドール、ウラカン、ミウラなそ歴代のランボルギーニ車の意匠を取り入れながらも提案性の高いデザイン(グラスエリアが広いものは、ランボルギーニのデザインスタディではあまり見かけない)ですね。
コクピットのデザインにおいてはかなり力を入れているようで、ヘキサゴンをモチーフに、アヴェンタドールやウラカン、セスト・エレメントのデザインテイストが入ります。
TFT液晶ディスプレイ、戦闘機のトリガー風スターターボタンも独自のアレンジを受けていますね。
もうちょっと全長をのばし、4座にしても面白いかもです。
ランボルギーニとのコラボレーションか、もしくはデザインコンペなのかは不明ですが、色々なレンダリングが出てきますね。
モントリオールの学生、Amadou Ndiaye氏による2009年のデザイン、「Lamborghini Furia Concept(非オフィシャル)」。
画像でわかるとおりランボルギーニ・ガヤルドLP560-4をベースにした提案で、ムルシエラゴに対するレヴェントンのように、ガヤルドのスペシャルバージョンとして考えられているようです。
そのため、よりアグレッシブにデザインされており、ルーフ形状(これはカウンタックをモチーフとしているのかもしれない)など、量産車という枠組みを取り払った大胆なデザインですね。
面白いのは、Cピラーやドアハンドルについて、ウラカンとの共通性が見られること。
当然2009年にはウラカンは登場していませんが、ランボルギーニの伝統的なデザインを発展させてゆくとこうなる、という形状を追求すると、必然的に同じような結論に達するのかもしれません。
そう考えると、このFuriaは過去のランボルギーニ、そして現在のランボルギーニについて非常によく考え抜かれたデザイン、とも言えると思います。
ランボルギーニとミラノの大学とのコラボレーションによって誕生した、2015年のランボルギーニをイメージした「Lamborgini Ganador」。
デザイナーはAmini Yekta。
極端にウエッジシェイプが強調されており、マセラティ・バードケージのような「上下対象」デザインはイタリアのカロッツェリアが好みそうなテイストですね。
現実性が高いとは言えませんが、かなりインパクトのある未来的なデザインですね。
ランボルギーニ自身ではなくThomas Granjardという個人による、「2023年モデル」のランボルギーニ、という設定。
2013年発表のものですが、その後に発表されたアヴェンタドール50thアニヴェルサリオのほうがよほどアグレッシブであったりして、ランボルギーニはぼくらの予想を超えたデザインを出してくるなあ、と感心したりします。
この「ディアマンテ・コンセプト」は非常にクリーンなイメージで格好良いですね。
なお、カーデザインは素人ほどごちゃごちゃしたものになり、プロほどシンプルになる傾向にありますが、ランボルギーニ自身の行うデザインはそのあたりを超越していると思います。
デザイン学校の学生、Bashar Ajlaniによる「Lamborghini Dynavonto」。
2012年にランボルギーニが掲げた新プライオリティにおいて位置が上がった「ハンドリング」というところをイメージしたものだそうです。
今すぐにでも市販化できそうなスタイルですね。
Victor Filipchenkoによるデザインスタディ、「Lamborghini Cnossus」。
おおまかにはカウンタックをイメージしているとのことで、全体的にランボルギーニの伝統に忠実なデザインがなされますね。
ホイールは「テレフォンダイヤル」であったり、テールランプが横長の「Y」であったりというのは最近のランボルギーニのトレンドをうまくとらえていると思います。
これもまた、そのまま発売されても不思議の無いデザインですね。
数ある第三者のデザインスタディの中では、かなりぼくの好みに近い一台です。
Othmar Wickenheiser教授率いるチームよってデザインされた「Lamborghini Ankonian」。
ボディカラーはブラックですが、この「Ankonian」は黒毛で有名であった闘牛の名前だそうです。
教授によると、「もはや大排気量スーパースポーツは時代にマッチしない」ということでダウンサイジングを考慮している、ということです。
たしかに見た目は軽快ですが、ちょっとランボルギーニっぽくないようにも思えます。
なんとなくバットモービル風ではありますね。
詳細は不明(学生によるデザインスタディ?)、「次世代ランボルギーニ・コンセプト」と題されたコンセプトカー。
リヤセクションを見る限りではミドシップのように見えますが、フロントが長く、現在のランボルギーニのデザインとは大きく異なるもの。
もしかするとこのフロントセクションにハイブリッドシステムを搭載するなどの構想があり、そのため「次世代」としているのかも、と考えます。
ランボルギーニ・インセクタ。
2008年作、ルーマニアの学生であるIulian Bumbuによってデザインされたもので、名前の通り昆虫とくにカブトムシをイメージしているとのこと。
ディメンションはガヤルドと共通で、V10ミドシップをイメージしていますが、車高はガヤルドよりもずいぶん低いようですね。
工業大学の学生、Luca Serafiniによるランボルギーニのコンセプトカー、「Lamborghini Embolado」。
珍しくウエッジシェイプではなく、フロントオーバーハングの極端に短いデザインです。
キャビンもかなり前に寄っており、リヤに巨大なエンジンを積むことを想定したパッケージングとも考えられます。
なお、これは2007年の作品ですが、この後に登場するパガーニ・ウアイラはこのシルエットに近いですね(フロントオーバーハングが短い、キャビンフォワード、ミドエンジン)。