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ランボルギーニが超限定モデル「シアンFKP37」に”ロードスター”追加とのウワサ。おそらく3億円を超えそうなのに完売した模様

2020/06/20

ランボルギーニは「初」のハイブリッドカーとなるシアンFKP37を限定台数63台にて発売していますが、そのシアンFKP37にオープンモデルの”ロードスター”が追加されるのでは、というウワサ。

このシアンFKP37の価格は驚くべきことに2億7000万円と言われるものの当然のように完売済みとなっており、さらに驚くのはより高価になるであろう「シアンFKP37ロードスター」もすでに完売していると報道されていること。

ちなみにシアンFKP37の「FKP37」とは「フェルディナント・K・ピエヒ氏と、その生まれた年である1937年」を表し、限定台数の「63台」はランボルギーニの創業年である1963年にちなんでいます。

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シアンFKP37はこんなクルマ

ここでシアンFKP37について振り返っておくと、これは上述の通り「ハイブリッドカー」ではあるものの、通常のハイブリッドに用いられる「リチウムイオンバッテリー」の代わりに「スーパーキャパシタ」を用いたことが特徴。

これによって車体の構造を大きく変えることなく、そして重量増加を極力抑えることに成功しています。

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装着されるモーター(34馬力)はトランスミッションに組み込まれて6.5リッターV12エンジンの出力をサポートするにとどまり(マイルドハイブリッドの類)、しかしシステム合計でのトータルは819馬力というランボルギーニ史上最大の数字に。

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そのデザインはテルツォ・ミッレニオと共通する雰囲気を持っているものの、ランボルギーニはこのシアンのデザインについて「これはシアンだけのもので、今後の他モデルに使用されるデザイン言語ではない」とも語っていますね。

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シアンFKP37ロードスターの内容は「未知」

そしてシアンFKP37ロードスターについては、一体どういった仕様になるのか、そして限定台数や価格は不明。

おそらく出力はクーペ版と同じ819馬力、トップはアヴェンタドール・ロードスター同様のデタッチャブル式だと思われます。

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なお、ランボルギーニはこれまでにも限定モデルに対して「クーペ」「オープン」両方を設定することが多く(最近に限っては全て)、よってシアンFKP37ロードスターが発売されるのも「既定路線」だと言えそう。

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過去モデルの限定台数についてはレヴェントン(21台)/レヴェントン・ロードスター(9台?)、ヴェネーノ(3台)/ヴェネーノ・ロードスター(9台)、チェンテナリオ(20台)/チェンテナリオ・ロードスター(20台)のほか、アヴェンタドールLP720-4 50°アニヴェルサリオ(クーペ/ロードスターとも100台)、アヴェンタドールSV(クーペ600台/ロードスター500台)、アヴェンタドールSVJ(クーペ900台/ロードスター900台)、アヴェンタドールSVJ 63(クーペ63台/ロードスター63台)となっていて、オープンモデルのほうが少ない場合もあれば、多い場合もあるといった具合。

ちなみにフェラーリにとってのオープンモデルは「非常に特別」で、クーペは特に限定でなくともオープン版は限定であったり、クーペ/オープンともに限定の場合は必ずオープンの方を少なく設定しており、これが「フェラーリの限定オープンモデルはまず値段が下がらない」と言われる所以ですね。

今回のシアンFKP37ロードスターについても、クーペと同じ63台が用意されてるんじゃないかとは思うものの、昨今の情勢を考えると台数を少し減らし、37台に制限される可能性もありそうです。

VIA: TheSupercarBlog, lamborghini

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JUN(intensive911)

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