>ランボルギーニ ■新型車・スパイフォト・ウワサなど

【動画】はじめてランボルギーニ・アヴェンタドール後継モデルの姿が目撃される!テールパイプは「かなり」高い位置に、そして六角形モチーフも健在

【動画】はじめてランボルギーニ・アヴェンタドール後継モデルの姿が目撃される!テールパイプは「かなり」高い位置に、そして六角形モチーフも健在

| 見た限りでは、より繊細に、そしてよりアグレッシブなスタイルが与えられることになりそうだ |

エンジン含むパワートレーン、車体は「一新」されると言われている

さて、ランボルギーニはアヴェンタドールの最終モデル「LP780-4ウルティメ」を発売し、そして完売が報じられたところですが、今回はアヴェンタドール後継モデルと思われるプロトタイプが目撃されています。

今回公開された動画では、ランボルギーニ本社を出入りする試作車がはっきりと捉えられていて、なんといっても目を引くのはかなり高い位置に取り付けられたエキゾーストパイプ。

エキゾーストパイプの位置を上げることでリアディフューザーの設計自由度が高くなり、かつ排気経路も短縮されるので軽量化が可能になるわけですが、よってこの「上方排気」もしくは「ハイマウントエキゾーストパイプ」は現在のひとつの(スーパーカーにおける)流行ともなっています。

ランボルギーニが「アヴェンタドールは、過去のV12モデルモデルすべての台数よりも多く生産されたモデルになった」と発表
ランボルギーニが「アヴェンタドールは、過去のV12モデルすべての台数よりも多く生産されたモデルになった」と発表。V12の系譜はこんな感じ

| 当初、アヴェンタドールは4000台も売れればいいだろうと考えられていた | まさかランボルギーニがここまで販売を伸ばすとは誰が想像しただろう さて、ランボルギーニは先日アヴェンタドールの「最終限定 ...

続きを見る

そのデザインはアヴェンタドールから大きく変わる?

なお、ランボルギーニは「モデルごとに固有の名前を与える」傾向があり、たとえばV12モデルだとカウンタック→ディアブロ→ムルシエラゴ→アヴェンタドールといった感じで推移しており、よってアヴェンタドール後継モデルも「新しい」名を名乗ることになりそう(カウンタックLPI800-4は数少ない、同じ名前を使用した例でもある)。

そして気になるデザインについて、ランボルギーニは「新型V12モデルはアヴェンタドールとの関連性を持たない」とも明言しているので、まったくこれまでとは異なる外観が与えられることになりそうです。

5

ランボルギーニ・アヴェンタドールLP780-4ウルティメ
ランボルギーニCEO「アヴェンタドール後継モデルはこれまでと全く異なるデザインを持ち、LP780-4ウルティメとも何ら関連性を持たない」

| つまりアヴェンタドール後継モデルはデザイン、車体、パワートレーンとも「アヴェンタドールからは引き継がない」ということに | おそらくは「20年、トップでいられる」だけのデザインや性能が与えられるこ ...

続きを見る

ただ、今回のスパイビデオから得られる情報はさほど多くなく、見て取れるのは上述のように「高い位置」、そしておそらくはリアデッキとほぼ同じくらいの高さに取り付けられているであろうエキゾーストパイプ、そして「やや控えめな」リアディフューザーのフィン、フロントフェンダーとドアとの間にあるダクト、ウエッジシェイプを強調するドアのプレスラインとサイドステップ、そして内側がえぐられたサイドステップ。

2

まだまだ判断はできないものの、全体的なシルエットはアヴェンタドールとそう大きくはかけ離れておらず、かつドアミラーの形状もアヴェンタドール同様の「六角形(ただしステー形状は異なるようだ)」を持ち、テールパイプもやはり六角形のエンド部を持つところを見ても「デザイン的な方向性は現在のランボルギーニ」を維持することになりそうですね。

1

搭載されるV12エンジンは新設計

アヴェンタドール後継モデルについて、V12エンジンを継続するもののプラグインハイブリッド化されることが確実視されており、そしてランボルギーニは「V12エンジンを新設計する」とも以前にコメント。

さらに現在アヴェンタドールに採用されるカーボン製モノコックも新しくなると見られています。

ランボルギーニCEO、ステファン・ヴィンケルマン氏の言葉を借りるならば、「アヴェンタドール後継モデルに採用されるテクノロジーは別物で、まったく新しいエンジン、まったく新しいドライブトレイン、新しいバッテリーを採用し、すべてが完全に新しくなっています」。

4

ランボルギーニ・アヴェンタドール
ランボルギーニCEO語る!「アヴェンタドール後継に積まれるV12は完全新設計。車体すべてにおいてアヴェンタドールとの共通性は一切ない」

| ランボルギーニは「先が限られている」技術に対しても積極投資を行なうようだ | V12エンジンはランボルギーニのDNAでもある さて、ランボルギーニはアヴェンタドール最終モデル、そしてV12ガソリン ...

続きを見る

ちなみにランボルギーニ1モデルあたりのライフサイクルは10年前後となりますが、販売終了後の10年間においてもトップクラスの性能を維持することを視野に入れ、ランボルギーニとしては「20年間、第一線で活躍できるだけのクルマをつくる」ことを目標に開発を行っているといい、よって今回目撃されたアヴェンタドール後継モデルもまた、20年間はトップを走り続けることができる設計を持つことになりそうですね。

現時点ではアヴェンタドール後継モデルについて何一つ明らかではないものの、2022年末にはまずウルスのフェイスリフト(マイナーチェンジ)版が発表され、2023年はじめにこのアヴェンタドール後継モデルの発表、さらに同年末にはウラカン後継モデルのリリースが控えている、という情報も。※諸説ある

本来であれば「間をおいて」行われるはずだったこれらニューモデルについて、環境規制という思わぬ伏兵によってその発表時期が前後することになりそうで、しかし2022年もひきつづきランボルギーニに期待したいところです。

ランボルギーニ・アヴェンタドール後継モデルを「はじめて」捉えた動画はこちら

合わせて読みたい、ランボルギーニ関連投稿

ランボルギーニ・ウラカンSTO
ランボルギーニ・ウラカン後継モデルは2022年3月発表?ジャーナリストが2週間後に試乗会に招待されるとうっかり漏らし、しかし報道規制が6ヶ月ほど敷かれる模様

| ウラカン後継モデルは思ったよりも完成に近い状態にあるようだ | ハイブリッドなのは間違いなさそうだがその詳細はわからない さて、ジャーナリストのジョニー・リバーマン氏が「ウラカンの後継モデルが20 ...

続きを見る

ランボルギーニ・アヴェンタドールLP780-4ウルティメ
「アヴェンタドールがついに販売終了、注文できなくなった」との報道。これから2−3年の間、ランボルギーニはV12モデルを持たないことに?

| 現在はあまりに事情が特殊すぎる | いずれの自動車メーカーも、「この早すぎる」電動化の波への対処に追われている さて、ランボルギーニ・アヴェンタドールシリーズの販売が終了し、「ランボルギーニのV1 ...

続きを見る

ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ
ランボルギーニの発表した新計画では「第四のモデル、そして初のピュアエレクトリックモデルを発売」。このニューモデルはスーパースポーツ?SUV?サルーン?それともGT?

| ランボルギーニのニューモデルのウワサはこれまでにも多数出ているが | いずれのウワサも「いかにもありそう」な背景を持っているが さて、先日ランボルギーニは新しいロードマップを発表しており、これによ ...

続きを見る

参照:Varryx

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

  • この記事を書いた人

JUN(intensive911)

->ランボルギーニ, ■新型車・スパイフォト・ウワサなど
-, , , , , , ,