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ベースはウラカンSTO!ランボルギーニが新しいレーシングカー「ウラカンGT3 EVO2」を発表。今後のランボルギーニでは市販車とレース用車両との関係がより密接に

投稿日:2022/05/04 更新日:

ベースはウラカンSTO!ランボルギーニが新しいレーシングカー「ウラカンGT3 EVO2」を発表。今後のランボルギーニでは市販車とレース用車両との関係がより密接に

| さらにはV12モデルとV10モデルとの垣根も低くなったように思える |

ランボルギーニ・ウラカンGT3 EVO2では空力や効率、コントロール性が向上

さて、ランボルギーニが先日ティーザー画像を公開した「ウラカンGT3 EVO2」を正式発表。

これはGT3カテゴリ向けのレーシングカーで、ウラカンGT3 EVOのアップデート版ということになりますが、ウラカンGT3 EVOが「ウラカンEVOをベース」にしていたのとは異なり、ウラカンGT3 EVO2では「ウラカンSTO」をベースにしたというのが大きな相違です。

技術的な特徴だと、FIAの定める2022年の新しい規則に準拠していること、空力ソリューションと吸気システムが全く新しくなっていることが特徴で、ヘキサゴン(六角形)状のエアスクープとリアのシャークフィンはウラカンSTOを連想させるものでもありますね。

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ランボルギーニ・ウラカンGT3 EVO2では整備性も高まる

このエアスクープは効率的な吸気と車体のバランスの向上に寄与しているとされ、今までのサイドエアインテークに代わってシュノーケルに接続されることでエアを直接エンジンへと送り込むことが可能となっています(これによってスロットル操作に対する反応が鋭くなった)。

このエアスクープはランボルギーニのモータースポーツ部門「スクアドラコルセ」によって設計されており、わずか4本のビスにて固定されるのみなので、メンテナンス性が大きく向上した、ともアナウンスされています(エッセンツァCSV12でも同じ構造が採用されている)。

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ボディパネルはランボルギーニのデザイン部門「チェントロ・スティーレ」による設計で、その素材はフルカーボン。

新設計のスプリッター、ディフューザー、アンダーボディは空力効率向上に寄与し、高強度ザイロンファイバーでコーティングされたカーボンファイバー製のフロアは新しい形状のディフューザーとともに(GT3 EVOより)大きなダウンフォースを生成する、とのこと。

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リアウイングはウラカンSTOからヒントを得たアルミニウム合金製のステーに取り付けられ、これにより、GT3 EVOモデルに比較して精度の高いウィング調整が可能になっています。

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なお、ウラカンSTOそのものは「ウラカン・スーパトロフェオや、ウラカンGT3にインスパイアされた」モデルではありますが、今度はそのウラカンSTOの構造や機能がウラカンGT3 EV2にデリバリーされたという事実は非常に興味深く、現在のランボルギーニでは「市販車とレーシングカーとが、より密接に結びついている」ということなのでしょうね(ウラカン・テクニカにも、エッセンツァSCV12が持つ意匠が採用されている)。

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ランボルギーニ・ウラカンGT3 EVO2ではコントロール性や安全性も向上

そしてウラカンGT3 EVO2のブレーキシステムはスクアドラ・コルセの設計による新しいキャリパーとブレーキパッドへと変更され、これは耐久レースとスプリントレースの両方で最適なパフォーマンスを発揮することが可能。

これらと専用のトラクションコントロール(TCS)、さらにアンチロックブレーキシステム(ABS)との組み合わせによってジェントルマンドライバーでも低グリップ状況下にて容易にクルマをコントロールできるようになったとされています。

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なお、装着されるタイヤはスクアドラ・コルセの長年のパートナーであるピレリのPZero(フロント325.680-18、リア325/705-18)ですが、ウラカンSTO以降ランボルギーニはブリヂストンタイヤの採用も行っており、今後レーシングカーにおいても何らかの変化があるかもしれません。

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今回インテリアの画像は公開されていないものの、ランボルギーニによれば「2本のリアピラーを導入した新設計のロールケージと、エッセンツァSCV12にて導入済みのカーボンケブラーハニカム製サイドパネルにより、FIA2022レギュレーションに準拠したドアへの衝撃時の安全性を高め」、さらには「プレキシ(樹脂)ガラス製サイドウインドウをカーボンファイバー製ドアパネルへとリング状のネジで固定することで構造上の剛性と信頼性を高めた」とのこと。

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ランボルギーニのモータースポーツ部門にて責任者を務めるジョルジオ・サンナ氏は「新しいウラカン GT3 EVO2は、単にウラカンGT3 EVOを進化させたものではありません。ランボルギーニのモータースポーツ部門とロードカーとの間の技術移転を強化する新しいプロジェクトであり、6シーズンで40以上の国際タイトルを獲得した先代のウラカンGT3と同等の成功を証明し、2015年から数えてウラカンのレーシングカーとして500台という販売目標を達成し商業的成功に貢献するという二つの難しい課題を受け継いだクルマなのです」とコメント。

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なお、ウラカンGT3 EVO2の納車は2022年後半からだとされ(サーキットデビューは2023年のデイトナ24時間レース)、従来のウラカンGT3 EVOは、”エボリューションキット”を介してGT3 EVO2仕様にアップグレードすることが可能だとアナウンスされています。

ランボルギーニ・ウラカンGT3 EVO2発表時の動画はこちら

参照:Lamborghini Squadra Corse

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