
| 現在、ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJはもっとも値上がりの激しいスーパーカーのひとつでもある |
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さらに近年は「希少カラー」の人気も上昇中
ほぼ新車同様、そして非常に珍しいミリタリーっぽいボディカラーを持つランボルギーニ・アヴェンタドールSVJがRMサザビーズ主催の競売に登場予定。
アヴェンタドールSVJはわずか900台のみしか生産されていないスーパーカーですが、その中でもこのカラーを持つ個体は非常に少ない、もしくはこの1台のみかもしれません。
このボディカラーはヴェルデ・トライトン、そしてインテリアカラーはネロ・コスムスだと紹介されていますが、アヴェンタドールSVJの戦闘的なカラーをさらに引き立てているかのようですね。

このランボルギーニ・アヴェンタドールSVJはこんな仕様を持っている
ランボルギーニ・アヴェンタドールは同社最後の「ガソリンエンジンオンリー」V12モデルであり、つい最近その生産が終了したとアナウンスされています。
アヴェンタドールシリーズは2011年から2022年まで生産されており、このアヴェンタドールSVJ(スーパーヴェローチエ・イオタ)はニュルブルクリンクにおける市販車最速車として一時君臨しており、ランボルギーニの歴史における「最速」の一台。

そのデザインは当時ランボルギーニに着任してまもないチーフデザイナー、ミッチャ・ヴォルカート氏によるものですが、それまでのフィリッポ・ペリーニ氏のデザインに比較すると大幅にアグレッシブさを増しており、そのデザインモチーフは(戦闘機の)F-22ラプターだと言われます。

さらにはリヤセクションも「戦闘機的」で、確かにこうやってみると戦闘機的な雰囲気がありますが、このボディカラーによってさらにその印象が加速しているようにも感じられますね。

搭載されるエンジンは6.5リッター自然吸気V12、シリンダーヘッドの変更やチタン製インテークバルブの採用にて770馬力にまで出力が向上しており、0-100km/h加速は2.8秒、最高速は350km/hというスペックを誇ります。

このアグレッシブなエアロパーツ、そしてアクティブエアロ(ALA)の採用にてダウンフォースは(アヴェンタドールSに比較して)40%増加しており、さらにはリアホイールステアリングの導入によってクイックなハンドリングも実現。

この個体はシャシーナンバー08952、初登録は2019年8月15日(イタリア)だと紹介されており、走行距離はわずか2,155km。
直近では2022年4月11日に、ランボルギーニ・ミラノにて整備が行われており(その時点での走行距離は2,042km)、バッテリーチャージャー、カーカバー、ディテーリングキット、ファイヤーオーダーオーナメント、オーナーズマニュアル、スケールモデル(実車と同じ仕様のミニカー)、サービスブックなど付属品はすべて揃います。

なお、一部の国では「走行距離6,000km以下」だと(一度登録された車両であっても)新車と同じ扱いになるといい、その場合は購入にかかる税金が新車と同じになる場合がある、と紹介されています(これは日本では適用されない基準である)。
このランボルギーニ・アヴェンタドールSVJはこんな内装を持っている
そしてこのアヴェンタドールSVJのインテリアは上述の通りネロ・コスムス(アルカンターラ仕上げ)。
カーボンパーツもふんだんに使用され、ピアノブラックのパーツと相まってずいぶん引き締まった印象を受けます。

シートの「Y」グラフィック、パイピング、ステッチはグリーン。

ヘッドレストのランボルギーニクレスト(エンブレム)もグリーンですね。

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