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ウラカン後継ではガヤルド以来のリアサイドエアインテークが復活
さて、先日そのスパイフォトが広く出回ったランボルギーニ・ウラカン後継モデル。
今回は「初の」動画がYoutubeへと投稿されており、その内容を見てみたいと覆います。
なお、プロトタイプが目撃されたのはドイツの片田舎とのことで、ランボルギーニの本拠地であるイタリアではなく、つまりはランボルギーニ属するフォルクスワーゲングループのお膝元であり、ウラカン後継モデルもまた、(ウラカン同様に)同じグループのポルシェやアウディ、もしくはその他のブランドとの関連性が与えられることになるのかもしれません。
なぜかフロントはランボルギーニ・ガヤルド風の偽装
そして今回目撃されたプロトタイプにつき、何故かガヤルド(しかも前期モデル)のヘッドライトをプリントしたシートが貼られており、おそらくは「横長」のヘッドライトを悟られたくないのかも。
動画を見るに、ヘッドライトは薄型のウラカン・スーパートロフェオEVO2のようなデザインを持ち、デイタイムランニングランプはバンパー内に仕込まれた六角形の立体エレメントが担当するもよう。
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そしておそらくルーフはちょっと高くなり・・・。
ガヤルドには存在し、しかしウラカンにて消滅したリアフェンダーサイドのエアインテークが復活するもよう。
ここはおそらく「特徴的な」形状を持つようで、もしかすると先日発表されたランボルギーニのル・マン・ハイパーカー、SC63のサイドエアインテーク(これはカウンタックへのオマージュだとアナウンスされている)と同様の形状を持つのかもしれません。※SC63発表時、そしてそれ以前にも、今後のランボルギーニはモータースポーツとの関わりを強め、そこから機能やデザインを市販車へとフィードバックするとコメントしている
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ヘッドライト、テールランプで「レヴエルトとの差別化を図る」?
そしてリアにはアヴェンタドールのテールランプを模したシートが貼られていますが、ぼくとしてはおそらく「ウラカン・スーパートロフェオ EVO2(下の画像)風のテールランプが与えられるんじゃないかと予測。
ただしエンジンフードやリアエンド、そしてリアバンパーにディフューザーはレヴエルトにそっくりですが、少しづつ「シンプルに」アレンジされているようですね(テールパイプが2本から1本になったり、ルーフの幅いっぱいのストップランプの長さが短くなったりしている)。
ちょっとわかりにくいのですが、リアウインドウから先行するクルマのナンバープレートを読み取ることができ、つまり後方視界が改善されているのかも。
幅はウラカンよりも狭いようですが、上下はかなり広くなっているようにも見えますね。
リアディフューザーは「リアタイヤが半分くらい見える」大胆な形状。
なお、フロア底面中央には「左右に向かって風を流すフィン」が見られます。
全般的にはレヴエルトにかなり近いデザインを持つように思えるものの、ヘッドライトとテールランプに全く異なる意匠を採用することで「別のクルマ」に見せようとしているのかもしれません。
ちょっとわかりにくいのですが、左リアフェンダー上のフラップが開いていて・・・。
どうやらこれは充電用のソケットであるようですね。
ちなみにレヴエルトのソケットはフロントフードを開いた中にあり、しかしウラカン後継モデルでは車体の外側に設置されていて、つまりこれは両者の性格の違い(レヴエルトはガレージにしまっておく時間が長く、ウラカン後継は日常的に乗られることを想定している)といえるのかもしれません。
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参照:CarSpyMedia