マンソリーがフルカーボンボディを身にまとったランボルギーニ・ウラカン「新トロフェオ」を公開。
以前にはカーボンではないほうの「トロフェオ」をジュネーブ・モーターショーにて発表していましたが、今回は外装全てフルカーボン。
外装は文字通り総入れ替えですがワイドボディとなっており、ドアやフロントフードにはオリジナルにないデザイン要素が入っています(セスト・エレメント風)。
巨大なリアウイングも大迫力ですね。
フロントフェンダーにはエアアウトレット(もともと、このトロフェオはウラカンGT3にインスパイアされたもの、とのこと)、リアフェンダーには大きなエアインテークがあります。
外装のカーボンはマンソリー得意の千鳥格子ではありませんが、内装はその千鳥格子をあしらったものに。
内装においては多くのパーツがブラックアウトもしくはカーボンに置き換えられ、リバースレバーもブラックとなっています。
ウラカンの特徴の一つでもあるスターターボタンはセンターコンソールからルーフに移され、飛行機のオーバーヘッドコンソールを意識した、とのこと(そのためセンターコンソールにはフタが)。
リアフードのガラスはアヴェンタドールと同じような形状で、アヴェンタドール用を流用しているのかもですね。
なおエンジンはツインターボ化で1250馬力(純正の倍以上)を発生し、最高時速は340キロに。
0-100キロ加速は3.2秒から2.7秒へ、という驚異的な短縮を実現している、とのこと。
トルクは強大すぎるため、トランスミッション保護を目的にその発生を制限されている模様。
マンソリーがランボルギーニ・ウラカンのコンプリートカー「Trofeo(トロフェオ)」を発表。
セスト・エレメント、アヴェンタドール50thアニヴェルサリオのテイストが入ったものですが、カーボンをふんだんに使用して非常にアグレッシブなルックスに。
「トロフェオ」はトロフィーのことではなく、スペイン語の「Bull」つまり「Toro」を語源としているようです。
外観ではフロントバンパー、フロントフェンダー、サイドステップ、リアフェンダー、フロントフード、リアフード、リアバンパー、リアディフューザーを交換し(たぶんルーフとドア以外は全部)、リアウイングを追加。
残る純正部分もカーボン化しているようですね。
これによってフロント30ミリ、リア40ミリワイド化されている、とのこと。
内装も大幅に手が入り、各部(ステアリング、パドル、センターコンソール、エアコン吹き出し口、メータークラスターなど)カーボン化、アルカンタラとレザーでのシート、ステアリング、ドアパネルの貼替えなど全面改装。
なお、モチーフは「千鳥格子」で、これは同じくマンソリーによるランボルギーニ・アヴェンタドールのコンプリートカー「Carbonard」でもミられたものです。
エンジンについてはピストン、コネクティングロッド、ベアリング、カムシャフトを交換しベアリングターボをツインで架装(インタークーラーも追加、燃料噴射システムも交換)。
エキゾースト・システムも交換されており、これらで1000馬力を達成しているようです。
エンジンルームのクロスバーはカーボン化されていますが、これは非常に魅力的。
アヴェンタドールもこのクロスバー+エンジンベイのカーボン化オプションがありますが、価格はかなり高価ですね。
このMansory Torofeoについては、0-100キロ加速は2.7秒、最高時速は340キロ、とのこと。
価格は今のところ不明(公表なし)です。