DMCが早速、フェイスリフトを受けたばかりのランボルギーニ・アヴェンタドールS用のエアロキットを発表。
チューニングパッケージ自体は「テクノ」と名付けられ、10セットのみが限定販売に(のちにもっと普通っぽいキットが限定ではなく発売されると思う)。
こちらがチェンテナリオ。
フロントバンパーとホイールハウスあたりの雰囲気は類似性がありますね。
フロントスプリッター、サイドウイングのカナードもチェンテナリオとよく似た感じに。
リアディフューザーもやはりチェンテナリオ風。
本来チューナーというのは(純正とは異なる)オリジナリティを出すためにチューニング/カスタムパーツをリリースするわけですが、結果的にランボルギーニ本体のデザインに似たものを出してしまう、というのはそれだけランボルギーニのデザインが優れている、ということなのでしょうね。
なおランボルギーニのこういった傾向(チューナーの製品がランボルギーニの純正デザインに似てしまう)は他の自動車メーカーとは明確に異なるところで、ガヤルド後期、アヴェンタドールあたりからこの傾向が加速しているようです。
なお、今回の「テクノ」のリアウイングは可変式のようで、ブガッティ・ヴェイロンやシロンのような(もしくはマクラーレンP1のような)ぶっといシリンダーが見えますね。
DMCがカーボンの外装を使用したランボルギーニ・アヴェンタドールを発表。
以前にもDMCはカーボンを使用した「Aventador Super Veloce」を発表していますが、そちらは10台のみの限定で、さらにDMCの指定する仕様でのみ生産(つまりカラーは選べない)というハードルの高いモデル。
今回発表されたのは「アヴェンタドールSpezial Version」と題され、詳細や先に発表されたDMC版「スーパーヴェローチェ」との関連性は不明ではありますが全身をくまなくカーボンファイバーで覆っており、相当に高価であろうことがわかります。
なおカーボン外装というと今年のジュネーブで発表された「LP770-4チェンテナリオ」が思い浮かびますが、チェンテナリオのカーボン外装は実はオプションで30万ユーロとのこと。
ランボルギーニだけではありませんが、欧州の自動車メーカーが公開する公式画像や実車は「フルオプション」の状態で、その状態にしようとするととんでもない費用が必要になる場合が多いようです。
たとえばランボルギーニ・ガヤルド・スーパーレッジェーラの場合は実はリアウイングがオプションで、アヴェンタドールSVでもリアフェンダー上の「SVロゴ」がオプションだったり、フェラーリでも458スペチアーレのストライプがオプションだったりするわけですが、公式画像ではいずれも「装着済み」なので、最初からそうだと思い込んでしまったり、購入の際には「それらオプションも注文しないと」という心理が発生したリする、と考えています(それこそがメーカー側の戦略であると考えられますが)。
This and many more photos of Lamborghinis are available on www.LamboCARS.comDMCによるランボルギーニ・アヴェンタドールLP900-4モルト・ヴェローチェ(Molto Veloce)。
アヴェンタドールLP700-4をベースにしたチューニングカーですが、文字どおり900馬力を発生。
ノーマルから実に200ばりにの出力アップですが、これについてはターボ化ではなくスロットルバルブを自社開発のスロットルプレート(どんなものかは不明)に変更しフューエルポンプ、フューエルライン、インジェクターを変更。
さらにはエキゾースト・システムを重量わずか3.4キロの軽量なものへ変更しているとされ、これらで900馬力を達成しているようですね。
自然吸気エンジンで出力を30%も向上させるのは容易ではないと思いますが、そこはまさに「モルト・ヴェローチェ=とても速い」の名の通りなのだと思います。
加えて内外装もチューンされ、カーボン製のエアロパーツなどが装着されていますね。
DMCがランボルギーニ・アヴェンタドール「LP760-4ドラゴン・エディション」公開。
カーボン製のリアウイング、フロントバンパー等を装備していますが、見る角度によってカラーの変わるボディカラーがなんとも素晴らしいですね。
もとになっているのは「モルト・ヴェローチェ」ボディキットですが、サイドフラップやサイドスカートが改良されています。
エキゾーストシステムはチタン製で重量を35キロ軽減するほか、馬力も向上。
ホイールはフロント20、リア21インチのPURデザイン製。