| やはり中国人はピンク大好きだった |
中国にて、ピンクのマセラティ・ギブリが目撃に。
おそらくはラッピングだと思われますが、フロントやリア、Cピラーのエンブレム類を一旦外してラッピングし、その後にまた取り付けてあるようですね。
なおマセラティは中国では非常に人気のあるブランドで、かつそのオーナーの37%が女性と言われます。
この数字は他の国に比べて非常に高く、「中国で人気」というよりは「中国人女性に人気」だということに。
この「女性比率の高さ」はほかのハイパフォーマンスカーでも同様ですが、この理由には2つの側面があり、ひとつは中国には女性実業家、つまり地力で財を成す女性が多いということ。
そしてもう一つが中国人男性(富裕層)が愛人へとクルマを買い与えるケース。
これらによって、中国では「スポーツカーやハイパフォーマンスカー、プレミアムカーには女性オーナーが多い」と言われていて、それが「ピンク」へと繋がっているのでしょうね。
インテリアはファンシーそのもの
なお、なぜ中国でピンクが人気なのかは謎。
しかもこういった「ベイビーピンク」が人気のようです。
たしかに中国人観光客を見てもピンクの服を着ている女性は多く、とにかくピンク好きなのはよくわかった、という感じですね。
こういった、「プレミアムカーをもブランドのレガシーを無視してピンクにしてしまう」という行為については、「自分の好みに合わせた仕様」とすることで自己満足や、自己顕示欲を満たしているということなのかもしれません。
インテリアについては「ゴージャス」路線で、スマートフォンホルダー、灰皿などに「スワロフスキー」。
インテリアカラーはおそらくブラックと明るいブラウンのコンビと思われ、クッションや、ルームミラーから何かをぶら下げていることもわかります。
内装には相当に小物が見られますが、一方で外装はラッピング以外は比較的シンプル。
内装同様、スワロフスキーをエンブレム類に用いても良さそうですね。
ティッシュケースもゴージャス。
そしてダッシュボードのセンターにもスワロフスキー(白鳥?)。
日本ではこういったクルマを見かけることはなくなりましたが、かつては同じように「ファンシー」なクルマも多く見られたと記憶しています。
リアトレイにはぬいぐるみ。
日本でもリアにぬいぐるみを並べる(7人の小人が人気だったように思う)のが流行りましたね。
なおマセラティ・ギブリの中国における販売価格は(関税等がかかるので)1800-2000万円くらい、とのこと。
しかもエンジンは中国専用に「V6」にダウンサイジングされているそうです。
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VIA:CARNEWSCHINA