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マセラティが本気を出した!「新型グラントゥーリズモ」、新型SUV「グレカーレ」のティーザー画像を公開。今年後半、もっとも注目すべきメーカーに

投稿日:2020/09/11 更新日:

| まさか短期間で一気に3台もニューモデルを投入しようとは |

さて、つい先日新型スーパーカー「MC20」を発表したばかりのマセラティ。

このMC20は価格2250万円からと思いのほか安価で、しかし630馬力を発生する強力なエンジンを持ち、さらにはカーボンバスタブシャシー、ディヘドラルドアといった(スーパーカー好きに対する)高い訴求ポイントも保有。

加えてマセラティらしい優雅なスタイルそして内装を持っているために相当な人気を得るんじゃないかと考えています。

マセラティは攻撃の手を緩めない

そんなマセラティですが、矢継ぎ早に「新型グラントゥーリズモ」「新型SUV」のティーザー画像を公開。

マセラティは2024年末までにブランニューモデル、フェイスリフトモデル含めて13もの新型車を発表するとしていますが、まずはMC20、新型グラントゥーリズモ、新型SUVがそのうちの3台ということになりますね。

今回公開された画像を見るに、「Granturismo 2021」の文字、そしてシルエットが確認されるのみで、スペック等ほかの情報はなく、詳細は一切不明です。

ちなみにこちらは従来型グラントゥーリズモですが、こちらと比較すると、ティーザー画像で示されたシルエットとは驚くほどよく似たシルエットを持っており、フルモデルチェンジではあるもの「キープコンセプト」なのかもしれません。※ただしヘッドライトの形状には変更があるようで、バブル型レンズを持つヘッドライトが確認できる

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なお、グラントゥーリズモ/グランカブリオについては、昨年11月に生産が終了されており、現在は「後継モデル(フルモデルチェンジ)待ち」の状態。

新型グラントゥーリズモ、グランカブリオについては「ピュアエレクトリック版」が存在するとも言われ、しかしいくらなんでも「ピュアエレクトリック1本」での展開は難しいと思われ、よって「ガソリンエンジン」「ハイブリッド」というラインアップも存在するものと思われます。

マセラティの新型SUVは「グレカーレ」

そしてマセラティはブランニューSUV発売を予告しており、新型グラントゥーリズモ同様にそのシルエットを開示。

加えて「Grecale(グレカーレ)」というモデル名も公開しています。

なお、この”グレカーレ”というのはイタリアに吹く北東の風を意味しており、”ギブリ(アフリカ大陸から欧州に吹く熱風)”との共通性も見られます。

ちなみにマセラティ「ボーラ」「メラク」「カムシン」「レヴァンテ」も同様に風の名前なので、マセラティは古くからの伝統に則ったネーミングを採用してきた、ということになりますね(フォルクスワーゲンも”ゴルフ””ボーラ””シロッコ”など風にまつわる名称が多い)。

一方でギブリ、クワトロポルテ、レヴァンテについてはフルモデルチェンジを先送りするとも報じられているので、マセラティは既存車種のフルモデルチェンジよりも、ブランニューモデルの拡充を重視し、広くユーザーを獲得した後、「順番に」フェイスリフト(マイナーチェンジ)を行ってゆく戦略にスイッチしたのかも。

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そしてこのグレカーレについては、ポルシェ・マカンやアウディQ5をターゲットにすると言われ、マセラティいわく「我々にとって重要な役割を果たすだろう」。

ちなみにこのグレカーレと見られるプロトタイプはつい先日、アルファロメオ・ステルヴィオの外装を身にまとってのテストを行っていますが、同じグループに属するアルファロメオのプラットフォーム(ジョルジオ)を使用する可能性が高そうです。

こちらもやはり新型グラントゥーリズモ同様にシルエットしかわからない状態ではあるものの、細部まで作り込まれていることも確認でき、いつでも発表できる状態にあるのかもしれません。

なお、ヘッドライトは新型グラントゥーリズモ同様にバブル形状を持っており、これがマセラティの新しい「顔」ということになりそうです。

マセラティがこれだけ矢継ぎ早にニューモデルを発表もしくは予告した例をぼくは記憶しておらず、しかしここ最近の動向を見るに、「もう昔のマセラティじゃない」ということも感じさせ、一時の低迷から抜け出しつつあることも感じさせますね(新型車計画にも紆余曲折があった)。

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  • この記事を書いた人

JUN

興味の範囲が広く、猫、小説、映画、音楽、腕時計、クルマなど。 酒、タバコ、ギャンブルは一切しません(ある意味では自分の人生そのものがギャンブル)。 いま欲しいクルマはアルピーヌA110。

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