中国にて、カー・ガイがパガーニ・ウアイラのようなものを製造。
ベースは何かわかりませんが、とりあえずウアイラを強く意識していることは間違いなさそうですね。
意外と良くできており、ホイールは割と恰好良いですね。
ブレーキキャリパーは前後同じサイズのように見え、搭載位置が妙なところにありますが(まだ固定されていない?)、とりあえず情熱は伝わります。
フロントスクリーンはフレームレス?に見えたりと本家ウアイラよりもアグレッシブなところも。
内装はよくわかりませんが、ボディカラー同色の樹脂を多用した未来っぽい印象も受けます。
制作者等については不明ですが、周りの風景を見ると自動車のホワイトボディがあるので、自動車工場か何かかもですね。
アメリカにて、ポルシェ・ボクスター(981)を918スパイダーに変換するキットが登場。
本物の918スパイダーのパーツを入手し、それの型を取ってボクスターに装着できるように改造したもので、ところどころ918スパイダーのパーツ(テールランプなど)も使用しているようです。
なお価格は1800万円程度で安くはありませんが、1年に10台しか生産できないとのことでレプリカ人気の高いアメリカでは購入希望者が集まりそうではありますね。
なお取り付けにあたっては内外装はもちろんドライブトレーンも外す必要があるそうで、かなり大掛かりな工事になりそうですね。
なお内装については+380万円でより918スパイダーそっくりに仕上げるキットもあり、ツインターボやスーパーチャージャーの装着メニューもある、とのこと。
すでに8セット売れたそうですが、今のところ装着した際の画像は無く、仕上がりについては不明です。
そういえば986ボクスター時代にも、ボクスターをカレラGTへとコンバージョンするキットが発売されていましたね。
Just Toys Classic Carsによって作られたブガッティ・ヴェイロンのレプリカ。
マーキュリー・クーガーをベースに作られているとのことですが、一見すると雰囲気をよく捉えているせいか本物のように見えないことも。
エンジンはV6/3リッターとのことですがブレーキキャリパーや内装の各部にもブガッティのロゴが入り、かなり手が込んでいます。
なお価格は950万円とかなり高価ですが、意外と需要があるのかもしれません。
パガーニ・ゾンダのレプリカ。
その構造、ドアやカウルの開き方など、かなりの熱意を持って作られていることがわかりますが(パーツを並べた画像などはオフィシャルフォトのよう)、パテの削りが甘かったりと「惜しい」ところも見えます。
バーレーンに住むNick Truman氏によるもので、2010年からプロジェクトを開始。
コツコツとe-bayでパーツを購入してここまで完成させたとのことで、その情熱には感心するばかりです。
エンジン、トランスミッション、ドライブシャフト、電装系、クーリングシステム等はフォード・スコルピオ、スペースフレームはUltima GTAから。
エンジンは3.7リッターV8ツインターボで550馬力以上を発生、車体重量は990kgとのことなので、「恐ろしい」車であることは間違い無さそうです。
なお、このレプリカのサイズも実際のゾンダと同じとのことで、いかにオーナーが情熱を傾けたかがわかりますね。
ホンダ・アコードをベースとしたブガッティ・ヴィロンのレプリカが目撃に。
ただ、「ヴェイロンをモチーフとした」だけでヴェイロンに一致させようという気は無かったらしく、カラーやホースシュー・グリル(ハート型になっている)についてはオリジナル要素満載。
考え方によると「ヴェイロン要素を用いた何か別の車」と捉えても良さそうです。
ただしリアの(本物ヴェイロンにある)エアインテークなどデフォルメされながらも再現され、ボディサイドも同様ですね。
内装は2シーター化されており外装と同様のカラースキームにてカスタムされ、オーディオにも力が入っているそうです。
なお持ち主は牧師や俳優など様々な肩書きを持つ人だそうで、結構有名な人、とのこと。
1992年製のトヨタ・スープラを改造した、ベントレー・コンチネンタルGT3のレプリカが登場。
売主によると切断は溶接は行っておらず、スープラのボディに各パネルをビス等で留めているとのことで、ランプなど一部パーツはベントレーの純正部品だそうです。
なおエンジンはノンターボつまりNA3リッター、トランスミッションはAT。
TEINの車高調整式サスペンションを持ち、ホイールは20インチ。
パっと見た感じではまんまベントレーに見え、まさかこれがスープラとは誰も(内装を見るまでは)気づくまい、という仕上がりです。
価格は160万円ほどですが、「(なんちゃってでも)ベントレーがほしい」人にはいいかもしれませんね。
マーキュリー・クーガーをベースとした、ブガッティ・ヴェイロンのレプリカが販売中。
価格は820万円とけっこう高価です。
これはフロリダの(やはりレプリカというと西海岸のイメージがある)「ジャスト・トイズ・クラシックカーズ」が2008年に制作したもので、クーガーのシャシーにグラスファイバーのヴェイロン風ボディを架装したもの。
エンジンもマーキュリーのままで3リッターとなりますが、エキゾーストシステム等の変更によってクーガーよりはずっとパワフル、とのこと。
エンブレムやテールランプ、ガソリン給油口などそれなりのこだわりも見られますが、やはり質感には乏しく、間近で見ると「偽物」と一瞬で看破されそうですね。
しかしながら全体の特徴は微妙によく捉えており、遠目だと見分けがつかないかもしれません。
以前はレプリカと言えどもエンブレムなど本物を流用するケースが多かったと思いますが、最近は3Dプリンターの普及で簡単にワンオフパーツが作成できるようになっており、レプリカ製造の敷居は下がっているのかもしれませんね。
フォード・マスタングをベントレー・コンチネンタルGTに仕立て上げたレプリカが販売に。
改造費用は1200万円かかっているそうですが、その金額であれば中古のコンチネンタルGTも購入することができ、なぜにその費用を投じてマスタングをコンチネンタルGT化したのかは不明。
基本的にはワンオフとなりオリジナルでボディパネル等を製造しているそうですが、一部パーツはベントレー純正のものを使用しており、それら費用は230万円ほどかかっているそうです。
たとえばヘッドライトやテールランプ、内装だと時計やエアコン吹き出し口などはベントレー純正。
一方で出力は550馬力、ブレーキシステムはフロントに6ポッドのブレンボを装着するなどコンチネンタルGTよりもパフォーマンスが高そうな部分もあり、かつ売り主によると維持費が安く「本物のベントレーを買う良いもいい選択」だとしています。
レプリカを作っておきながらも「本物よりいい」というのは、香港などでよくアフリカ系の人が「シャチャサン、ニセモノトケイ、ホンモノヨリイイ」と言ってコピー腕時計を売りつけようとする様子をぼくに連想させます。
ベントレー・ベンテイガ風のレプリカが目撃。トヨタの不人気ワゴンがベース
これまた奇妙なレプリカが目撃に。
トヨタ「Venza(カムリをベースとしたワゴン。不人気で廃版)」にベンテイガ風のボディを被せたもので「Venza+Bentauga=Venzayga」と呼ばれています。
過去にはスープラをベントレー・コンチネンタルに仕立て上げたレプリカ(こちらは非常に出来が良かった)が目撃されていますが、トヨタとベントレーは意外に相性がいいのかもしれません。
今回のレプリカはフロントフード、フロントバンパー、ヘッドライトなどランプ類、フロントフェンダー、ホイール、リアハッチを換装しているようですが、パッと見た感じ、意外とよくできていると妙に感心したり(リアはちょっとキツいですが)。
ヘッドライトなど一部パーツはベントレー純正品のようにも見え、おそらくレプリカ作成にあたっては相当な費用がかかっていると思いますが、米国ではこういったレプリカが時折目撃されるようですね。
eBayにてブガッティ・ヴェイロンのレプリカが販売中。
ポンティアックGTOをベースとし、価格は1500万円ほど。
製造元はフロリダにある会社で、エンジンは400馬力のV8、トランスミッションは5MT。
見た目は本物のヴェイロンに近くできていますが、ヘッドライトやインテークなど細部がちょっと異なる部分も。
内装もヴェイロンに近づけられているものの、やはり仕上げの品質はレプリカなり、といったところです。正直価格は安いとは言えず、同じ価格を出すのであれば他の車(マセラティ・グラントゥーリズモなど本物)の中古を購入した方がずっと良いのではと思いますが、こう言ったレプリカが多数登場するところを見ると、それなりに需要があるのでしょうね。
なおこの車両にはリトラクタブル・ウイング、フロントリフターなど本物同様の装備も装着される模様。