| おなじみマニー・コシュビン氏が自身のコレクションを紹介 |
さて、ここ最近動きが活発なアメリカのビジネスマン、マニー・コシュビン氏。
無一文からビジネスをはじめてここまで勝ち上がってきた人物ですが、様々なビジネスを手がけている模様。
そしてメルセデスSLRマクラーレン、ポルシェ・カレラGT、マクラーレン・セナ、ブガッティ・ヴェイロン他様々なスーパーカーを所有していることでも知られ、そこで今度はそれらを活用し、Youtubeでのビジネス宣伝を兼ねた活動を開始したようですね。
パガーニ・ウアイラ・エルメスのカスタムっぷりは予想以上だった
それはともかくとして、今回のパガーニ・ウアイラですが、「予想以上」。
納車前後から、マニー・コシュビン氏は自身のインスタグラムにその画像を公開していたものの、その詳細を語るのは今回がはじめて。
まず、”パガーニ・ウアイラ・エルメス”のボディカラーはご覧の通り、エルメスっぽいブラウン。
ホイールはブラック、ブレーキキャリパーはゴールドのようですね。
キーはこういった「ウアイラの形をしたもの」。
これは2つに分割でき、内部にUSBメモリを内蔵しています。
ウアイラでは、このキーをダッシュボードもしくはセンターコンソール(モデルによって異なる)に差し込んで始動準備を行います。
そしてカスタムした部分の説明へ。
フロントバンパー形状はノーマルモデルと異なり、ダウンフォースを重視した計上へと変更されています。
サスペンションも強化されているとのことで、「エルメス」というイメージに反してスパルタンな仕様をもっているようですね。
このフラップのダウンフォースが効くんよ、とマニー・コシュビン氏。
なお、フロントグリル、リアグリルはエルメスの「H」をモチーフにした専用デザイン。
フロントフェンダー後部のエアアウトレットというような、外から見えないような部分にもこのグリルが使用されています。
そしていつ見ても美しいウアイラのエンジンルーム。
エキゾーストシステムはフルチタンへと変更され、カウリングの内側もちゃんと織り目が揃ったクリア仕上げのカーボンを使用しています。
パガーニ・ウアイラ・エルメスの付属バッグだけで「数百万」?
なお、パガーニ・ウアイラ・エルメス最大の特徴は「エルメスによる内装」。
おそらくは数百万(もしかすると1000万円を超えるかも)のコストがかかっていると思われますが、こういった専用バッグも付属するようです。
ケリーやバーキンほど凝った構造を持っていないものの、革を使用している面積も多く、一個あたり100万円前後はコストがかかっていそう(なにしろ既存の型紙がない専用設計)。
なお、パンク修理キットや工具を収納するバッグまでもが「エルメス」製。
パガーニ・ウアイラ・エルメスのインテリアも「想像以上」だ
そしてウアイラ・エルメスのインテリアもしっかり紹介。
基本はブラウンレザー、そして金属パーツはブラックアルマイト(通常はアルミポリッシュ)。
マットはダークブラウン、そしてカーボン製パーツもふんだんに使用されています。
シフトノブには「HERMES PARIS」の刻印。
ブラウンレザーに加え、これまたエルメスが好んで用いる、ざっくりした質感のファブリックも。
リアシート後方にも小物入れとしてエルメスのバッグが取り付けられているようですね。
インテリアをひととおり説明し、その後はエンジンをスタートさせて実際に走らせています。
そして最後にウアイラ・エルメスはこうやって注文したという説明。
エルメス本社とのやりとりを行い、スケッチを何枚も書いてもらったりして仕様を決めてゆくようですね。
なお、マニー・コシュビン氏はエルメス仕様のブガッティ・シロンも発注しており、そのカスタムの過程、スケッチも公開しています。