
| おそらくは「タイムレスな」デザインにて長きにわたり人々に愛される姿を採用するのだと思われる |
オプションにはマニュアル・トランスミッションも用意し、ガソリン世代最後として有終の美を飾る
さて、パガーニは「ウアイラ」シリーズの予定生産台数を消化して後継モデルへと移行することになりますが、現在その後継モデルは「C10」なるコードネームで呼ばれています。
パガーニ創業者、オラチオ・パガーニ氏によると「すでに正式名称は決まっている」といい、その姿とともに慎重に隠し続けていたものの、1月には公式フォトと思われる姿がネット上に流出してしまい、大きく同氏が落胆したとも報じられていますね。
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今回「C10」プロトタイプが目撃されることに
そして今回、イタリアの路上にておそらくは「初」となるパガーニC10のプロトタイプが目撃されることになり、その薄い偽装からはおぼろげながらも市販モデルの姿が見えてくるようにも。
ただ、以前に「リーク」されたC10の画像に比較すると全体的にスマートで、かつなめらかな曲線を持つように思いますが、リーク画像が公開された際には「画像は縦方向に圧縮されており、実際はもうちょっと細長い」というコメントも添えられていたので、やはりリークされた画像は実際のC10だったのかもしれません。
今回インスタグラムに公開されたC10のプロトタイプを見るに、ウアイラでもおなじみのドアミラー、そしてクワッドテールパイプが確認でき「いかにもパガーニらしい」クルマだということがわかりますが、全体的には非常にシンプル、そしてレトロモダンな印象もありますね。
現時点ではそのスペックは謎に包まれているものの、エンジンはAMG製のV12ツインターボとなるのは間違いないと推測され、ただしマニュアル・トランスミッションがオプションで用意されるとも。
そしてパガーニとしてはこれまでどおり「テクノロジーよりも、ピュアであること」を目指す旨の発言をしているので、ガソリン時代の最後にふさわしい、そして今後長きにわたって価値を発揮するモデルとなりそうでもありますね。
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今のところ価格や限定台数は不明だが
この「C10」につき、最初に登場するモデルはハイブリッド化されずに「ガソリンエンジンオンリー」で走るとも言われていますが、のちに(2025年くらい)ピュアエレクトリックモデルが追加される、という話もあるようです。
価格については未定ながらも「数億円」なのは間違いなく(4億円くらい?)、限定台数は99台、そして納車は2023年からという説が濃厚であり、続報に期待したいところ。
なお、ウアイラのように「ロードスター」や「BC」「R」といったバリエーションが追加されたり、顧客の要望に応じて様々なエアロパッケージを用意するのかどうかはわかりませんが、そういった「バリエーションの多さ」「他と被らないところ」もパガーニが支持されている理由のひとつでもあり、おそらくはウアイラ同様に多くのモデルが追加され、そしてネット上を賑わすことになるのかもしれません。
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参照:iuri.giova(Instagram), TheSupercarBlog