先日、中国で発表された中国限定パガーニ・ウアイラ「ディナスティア」。
3色1台づつの発売ですが、今回はブルードラゴンの画像を紹介。
とにかく美しいとしか言いようのない仕上がりで、ブルーをテーマとするにあたりアルマイトや塗装など様々な技術を駆使し、エンブレム含めてあちこちにブルーが用いられています。
内外装のいたるところにはカーボンが用いられ、非常に豪華。
外装にもブルーのレザーが用いられており、非常に優雅な仕上がりを見せているのはさすが。
内装については金属の部分の色が通常のウアイラよりもちょっと濃いようで、ダークメタリック調ですね。
シートには漢字の刺繍がありますが(読めない)、ここまでやるのであればフェラーリ599中国限定版のメーター、パネライ中国限定版のダイアルのようにインデックスも感じにすればよかったのに、とは思います。
エンジンはAMG製なので、そのエンジンを組んだ職人(AMGは1基のエンジンを一人の職人が組み、その人の名前が入ったプレートが付く)の名も。
なおパガーニには「ゾンダ」「ウアイラ」が存在しますが、ウアイラはゾンダの後継にあたり(しかしそれでもまだゾンダは生産されている模様)、ゾンダはV12自然吸気エンジン、ウアイラはV12ターボエンジン、という相違があります。
ゾンダのエンジンはは最終的には670-770馬力(モデルによって異なる)までパワーアップしており、軽量さ(1250キロ程度でウアイラよりも100kgほど軽い)もあってウアイラよりもゾンダを好む人が多いようですね。
ウアイラはターボエンジン採用と優美な外観ということもあり、うまくキャラクターを分けていると思い暗す。
パガーニが中国市場向けに、3台限定にてウアイラの特別版「Dinastia special edition」を販売。
これはパガーニ中国(Pagani China Automotive Limited =PCAL) の操業開始を記念してのことだそうで、3つのカラースキームが用意される様子(ランボルギーニ・ヴェネーノと同じような手法ですね)。
なお、3台限定としたのは中国語の「3」の発音が「生」の発音と似ており(さん、としぇん)、生=new birthを意識したとのこと。
名称の「Dinastia(ディナスティア)」は「王朝」を意味する「ダイナスティ」のイタリア語ではないかと推測します。
パガーニ自身がカラーを選び、ブルー、ゴールド、レッドの3台が用意されるそうですが、それぞれ内外装の色がマッチするようにデザインされ、内外装に龍のモチーフが入ります。
AMG製V12ツインターボエンジン、そして700馬力の出力と0ー100キロの加速が3.3秒、最高時速370キロというところは変わらず。
画像にあるモデルカーだけでも何十万円もしそうですね。
パガーニ・ウアイラの中国限定モデル、「ディナスティア」が上海の空港に到着。
ディナスティアは中国にてパガーニの正規ディーラー発足を祝う限定シリーズで、3台のみ製造。
中国ではこれまでもパガーニが販売されてきましたが、いずれもサードパーティーが輸入したもので、今回はじめてパガーニブランドが中国にて正式にスタートする、とのこと。
単なるカラー変更モデルではなくフロントバンパー形状が異なり、リップ部分が大きくなっているのが外観の特徴。
ボディカラーは三色用意され、ブルーカーボン、ゴールドカーボン、レッドカーボン。
それぞれ異なる龍があしらわれます。
ブルーには水の龍、ゴールドには戦士の龍、レッドは防御の龍、とのことでそれぞれに水の色、鎧の色、炎の色を表すそうです。
そのカラーや由来などかなり中国を意識したもので、中国人にとってはかなり価値のあるモデルとなりそうですね。
パガーニ・ウアイラの中国限定モデル、「ディナスティア(王朝)」が上海のパガーニ・ディーラーに到着。
パガーニ・ウアイラ・ディナスティアは2014年に発表され、ブルーカーボン、レッドカーボン、ゴールドカーボンのそれぞれ仕様が異なる3台が制作されていますが、今回のパープルカーボンは「4台目」のディナスティア。
外観としてはパープルカーボンにグリーンのアクセントが特徴ですが、サーキット走行を考慮したパガーニの最新オプション、「パケット・テンペスタ」が装着されるのもトピック。
これは軽量ホイール、大型カーボンフロントスプリッター、リアディフューザーを含むもので、さらにこの車両は他には見られないデザインのサイドステップを装着しています。
内装も非常に凝っており、ブラックのアルカンタラに加えカーボンそしてグリーンのレザーやステッチが鮮やかにインテリアを彩っていますね。