ランボルギーニ/フェラーリ/ポルシェオーナーのブログ。クルマのほか、腕時計、トラベルなどライフスタイルに関わる情報をお届けします。

Life in the FAST LANE.

>ホンダ/アキュラ(HONDA/ACURA)

ホンダ幹部「S2000後継はない。今はオープンスポーツを作っている場合ではなくSUVだ」

投稿日:2018/02/05 更新日:

| ホンダはオープンスポーツに興味を失ってしまった |

ホンダのカナダ支社重役によると「S2000後継はない」とのこと。
ホンダ本社は現在オープンスポーツを作るに十分な意欲を持っておらず、お金を稼ぐためSUVに注力する意向だ、と語っています。
S2000後継についてはこれまで様々なウワサが出ており、1998年のホンダ50周年記念の一環として発売されたことを踏まえ、昨年末まではホンダ70周年の今年に復活する可能性が高いと言われていたところ。

ホンダはもともとスポーツカーに未来を見ていない

加えてS660の排気量アップ版「S1000」の北米投入のウワサや「ZSX」のパテント登録など、「お膳立ては揃った」感があっただけに今回の話はちょっと残念。

現在オープンスポーツとしてはマツダ・ロードスターはじめBMW Z4、日産フェアレディZロードスター、アルファロメオ4Cスパイダー、アウディTTロードスター、ポルシェ718ボクスター、フィアット/アバルト124スパイダーなどがあり、マーケットのサイズに比較して「競争過多」。
ここに費用を投じて新型車を投入するのは得策ではない、ということなのでしょうね。

さらに近い将来「ガソリンエンジン禁止」の国が出てくることを考えると現在のトッププライオリティはスポーツカーではなく、EV含む「エレクトリック化」、そしてトヨタとともに出遅れている「SUV強化」であることも十分に理解できるところ(NSXがビッグヒットとなっていれば事情は変わっていたのかも)。

ホンダは意外とスポーツカーに対しては悲観的で、S660発売当初に納車待ちが生じた際にも「ブームは一過性のものでありスポーツカーはすぐに需要が落ち着く。よって増産しない」と発言しており、実際その通り(もしくはそれ以下)に。
こういったこともあって「やっぱりスポーツカーには将来性がない」と考えているのだと思われます。

あわせて読みたいホンダ関連投稿

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

  • この記事を書いた人

JUN

興味の範囲が広く、猫、小説、映画、音楽、腕時計、クルマなど。 酒、タバコ、ギャンブルは一切しません(ある意味では自分の人生そのものがギャンブル)。 いま欲しいクルマはアルピーヌA110。

->ホンダ/アキュラ(HONDA/ACURA)
-, ,

© 2023 Life in the FAST LANE. Powered by AFFINGER5