| S2000にスーパーチャージャーをポン付け |
いつもクルマの構造やメカニズムについて解説してくれるユーチューバー、「Engineering Explained」が自身のホンダS2000にスーパーチャージャーをポン付けする様子を動画にて公開。
装着やそれに伴う燃調の再マッピングにかかった時間はトータルで14時間。
これによっておよそ100馬力のパワーアップを果たしているとのことで、時間対効果の高いチューニングだと言えそうです。
けっこう簡単に付いてびっくり
なお選択したスーパーチャージャーは「Science Of Speed」製。
よくある「エンジンの上」ではなく「エンジンの前」に取り付けるタイプです。
取り付けに際しては一番上の画像のようにまずエアクリーナーボックスを取り外して(デカい!)スーパーチャージャーに入力するための動力を得るべくベルト類を入れ替え。
イキナリですが、下の画像はエアクリーナーボックスがあった場所に収まったスーパーチャージャー。
ちょっとくらいはフロントが重くなりそうはあるものの、得られるパワーを考えると「問題はない」範囲だと言えそう。
なおスーパーチャージャーはターボと異なり、直接エンジンの出力軸からコンプレッサーを回すための動力を取るので(加給がかかるまで排圧が高くなるのを待ったりする)ターボラグが無いのが特徴。
逆にベルト経由で動力を拝借するのでそのぶん駆動ロスが生じるものの、装着の容易さを考えるとスーパーチャージャーはチューニングとしてかなり有用だと考えられます。
なお、スーパーチャージャーを純正で採用するメーカー(ブランド)はダッジ(チャレンジャー)やシボレー(コルベット)、そしてロータス(トヨタのエンジンをスーパーチャージャーで加給)。
メルセデス・ベンツもスーパーチャージャーを使用した時期があったものの、現在は「ターボ」、そのほかBMWやアウディ、ポルシェといったドイツ勢もターボを使用していますね(VWはスーパーチャージャーとターボを使用した”ツインチャージャー”も持っていた)。
それでは動画を見てみよう
こちらがエンジンを降ろさずにバンパーを外す程度でスーパーチャージャーを取り付けてしまう動画、「Supercharging My Honda S2000!」。