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マイナーチェインジ?タイプS?もしかするとタイプR?謎のホンダNSXがテスト中、一般人によって撮影される

投稿日:2021/07/30 更新日:

マイナーチェインジ?タイプS?もしかするとタイプR?謎のホンダNSXがテスト中、一般人によって撮影される

| ボクとしてはタイプRはまず無いと考えている |

もっとも考えうる選択肢は「タイプS」

さて、なんだかんだでもう登場してから6年も経過してしまった2代目ホンダ(アキュラ)NSX。

欧州のスーパーカーがこまめにアップデートを繰り返すのに対してNSXは「ほぼ」変更がなく、これまでに行われたのはオプションの変更、パフォーマンスの調整、ボディカラーの変更といった程度です。

これ(アップデートが少ないこと)については、とにかく「売れてないから」としかいいようがなく、ホンダとしてはそこに費用を投じることはできないということなのかもしれません。

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ただ、日本では予定販売台数を比較的早い段階でクリアしているとも報じられているので、ぼくとしては「なんでもっと日本に台数を回さないのか」という疑問もあり、しかしもちろんホンダなりの事情があり、そうしたくともできないのだと思われます。

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ただし今回、初の物理的変更が外観に加わる?

しかしながらホンダとてNSXをこのまま放置する気は無いようで、今回は一般人によって「NSXの追加バリエーション、もしくはタイプSと見られるモデル」のプロトタイプが目撃に。

今回撮影された画像を見ると、リアバンパー左右にあるダクトが「縦長」になって幅が減り、それに伴いバンパー中央の台形部分(ハの字部分)が横長に。

加えてリアディフューザーの上下幅が厚く、そして下辺がバンパー左右端にまで伸びているように見えます。

反面、テールランプ含むリアセクションは現行モデル同様であり、要は「カモフラージュ用シートが貼られている部分」のみが変更を受けると考えて良さそうですね。

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フロントを見ると、やはりエアインテーク形状が変更されていることがわかりますが、おそらくはこれまでの「ヘッドライトとグリルを一体化する」というホンダ特有のデザインが変更される可能性があり、ブラックの部分やボディカラー同色部分のバランスが変更されると見られ、それによって印象が大きく変わることになりそう。

ヘッドライト内部にはこれまでどおり6つのエレメントが光る「ジュエルLED」が採用されており、つまり変更はないものと思われますが、フロントフェンダー、フロントフードの一部にもカモフラージュ用のシートが貼られていて、つまりはこれら部分についても変更を受ける可能性が大。

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NSXのフェイスリフト?NSXタイプS?

そこでこのNSXが何なのかということですが、まず「タイプR」は除外していいかと思います。

というのも現時点で「売れていない(利益が出ていない)」NSXに多大なるコストをつぎ込む余裕はホンダになく、そしてもちろん「タイプR」となると車体の補強、足回りの強化、パワーアップ、冷却系の強化、エアロダイナミクス改善などおそろしくお金と時間がかかるため。

そして、その手間をかけたとしても販売台数が「モトを取れるほど」増えるとは思えず、そしてホンダにとってのタイプRとはサーキットやレース直結であり、しかしNSXの「ハイブリッド」は必ずしもサーキットと相性がいいわけでもなく、出場できるレースがあるわけでもないので、この意味でもタイプRはなさそうです(かといって、ハイブリッドを外すような大きな工事を行うとも思えない)。

さらに、今回の画像を見るに、タイプRというにはいささかおとなしすぎる、という気もします。

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よって、今回目撃されたNSXの試作車については「フェイスリフト(マイナーチェンジ)、もしくはタイプS」だと見るのが妥当であり、ぼくとしては「フェイスリフト版だろう」と考えています。

そのココロとしては、現在ホンダのデザインが変わってきていて、旧世代のデザイン言語を用いたNSXも(ブランディング上)外観を変更する必要があること。

逆にタイプSでない理由としては、上述のようにフェイスリフトを行う「必要性」があり、現行NSXをそのままに新バリエーションの「追加」を行うとこの問題を解決できないということ、そしてボディカラーやインテリアカラー、オプションなど「ユーザーにとっての選択肢」を大きく増やすことすらしない状況において追加モデルを投入する余裕はないだろうという判断、そしてタイプSとなると多少なりとも足回りなどに手を加える必要があり、しかしホンダはそれすらも行う余力がないだろうということ。

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参照:nsxjon

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