マツダはやはり東京モーターショーに新しい「ロータリーエンジン搭載の」コンセプトカーを展示する、という報道。
これはフランクフルト・モーターショーの会場でマツダがメディアの取材に応じて語ったものとされていますが、「ロータリーエンジンのストーリーは続く。東京モーターショーに新しいショーカーを展示し、25日にプレス向けに公開する」とのこと。
マツダ自らが語ったことで、ロータリエーエンジン搭載の新型コンセプトカー登場が明らかになったわけですが、まだまだその内容は不明。
ロータリーエンジンを主な動力源としたスポーツカーの可能性もありますし、ロータリーエンジンを「発電機=レンジエクステンダー」として使用したプラグインハイブリッド(これはスポーツカーとは限らない)の可能性も。
ロータリーエンジンは「RX-8」に販売終了と共に一旦その日が消えているものの、マツダは2015年に「RXヴィジョンコンセプト」を公開。
これは完全なるコンセプトカーですが、ロータリーエンジンの可能性、マツダが「ロータリーエンジンを諦めない」という姿勢をファンが感じ取るには十分なものであったと思います。
今回語られた「新しいコンセプトカー」について、このRX-Visoinコンセプトを発展させたものか、それとも全く別のものであるのかもわかりませんが、ロータリーエンジン誕生50周年の折、やはり何かの動きを見せてくれそうなのは嬉しいところ。
マツダはロータリーエンジンについて規制をクリアできるよう様々な可能性(プラズマ点火など)を試しているほか、レンジエクステンダーとしての使用もほのめかしており、そして今回のトヨタとの提携によって、もしかするとロータリーエンジンによって駆動力を発揮させるスポーツカーや、ロータリーエンジンをレンジエクステンダーとして使用するコミューター、しかもそれららがマツダやトヨタ両方から登場する日が来るかもしれませんね。