マツダRX-7を6年かけてコツコツ改造し、GT-Rの4WDシステムと4ローターエンジンを突っ込んだ男がいた！その出力はなんと1257馬力、火を吹く様子も【動画】

2022/11/05 2022/11/04

｜　それでもマツダRX-7の外観を保とうとするあたりにRX-7愛が伺える　｜

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さて、運転免許を取得してはじめて購入した中古のマツダRX-7をコツコツと6年間も改造し続けていたロブ・ダーム氏が「ついにそのプロジェクトが完了しクルマが完成した」と自身のYoutubeチャンネル上で報告を行い、この魔改造車をSEMAショーへと展示することに。

このマツダRX-7の改造計画は「プロジェクト・アフラ・マズダー」と名付けられおり、これはマツダの社名の由来でもあるゾロアスター教の神の名です（このことからも、同氏のマツダ大好きっぷりが伺える）。

この最終の仕様は1257馬力を発生する4WD（4WDシステムはR35 日産GT-Rから流用している）ですが、当初は2WDの一般的なチューンドカーであったものの、その仕様がどんどんエスカレートしてここまで来たわけですね。

搭載されるエンジンは「4ローター」ターボで、同じ4ロータリーエンジンを積むマツダのレーシングカー、787Bよりも304馬力も高出力な仕様を持っています。

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ちなみにボディは超ワイド。

その出力と仕様を考慮すると意外にマイルドな外観ですね（あんまり尖ってない）。

エキゾーストパイプはサイド出しで、動画ではここから火を吹く様子も収められています。

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その形がロータリーエンジンっぽい！

リアフェンダーはゆるやかに拡大し、サイドには冷却用のダクトも。

こうやって見るとどれくらいワイドかがわかりますね。

そこでこのマツダRX-7「プロジェクト・アフラ・マズダー」の中身を見てみたいと思いますが、フロント周りはこう。

バルクヘッドから前はスッパリと切り落し、そこに自前のパイプフレームを取り付け、そこへエンジンやステアリングラック、サスペンション、冷却システムを取り付けることに。

ちょっとわかりにくいかもですが、こちらは運転席周辺です。

サイドシルを残してフロアが完全に切り取られて「地面が見える」状態ですが、これはGT-Rの4WDシステムを収めるために思い切ってカットしたわけですね。

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そしてこちらはリヤセクション。

やはりフロアがくり抜かれて地面が見えている状態となっていますが、もともとのRX-7の車体部分は「フロントバルクヘッドとAピラーからルーフ、Cピラー」、「サイドシルとリアトランクの開口部あたり」のみということになりそうです。

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ここまで来るともうRX-7と呼んでいいのかどうかすら不明ではあるものの、ロブ・ダーム氏はRX-7の姿を極力残そうと務めており、やはりRX-7が好きで好きで仕方がないのでしょうね。

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