マツダ・ロードスターは新型が登場したばかりではありますが、すでに次期型の構想が練られている模様。
サイズは現行モデル同様にコンパクトなままで、さらなる軽量化も追求するとのことで、これを達成するために相当量のカーボンファイバーを使用する、と報じられています。
マツダによると「サイズ(コンパクトさ)は正義だ」としながら、「今はカーボンファイバーは効果だが、我々はまだ安価に製造できるカーボンファイバーを開発した」としており、価格の上昇の最小限に抑えるようですね。
加えてエンジンは3気筒を検討するなど、次期型ロードスターはとことん軽量性にこだわる模様。
一歩でスピードスターのようなモデルは「一つの夢」としており、「生産は難しいだろう」とも。
現在、燃費向上や環境対策としては各メーカーとも様々な手法を採用しており、トヨタはハイブリッドや燃料電池、BMWやランドローバーはEV、VWアウディグループはダウンサイジングターボ、ハイブリッドやEVといった感じで各社各様。
なおダウンサイジングターボやハイブリッドに興味を示さずに「軽量化」を追求するのはランボルギーニで、アルミとカーボンの多用にてこれを実現する方向。
「セスト・エレメント」では車のほとんどをカーボンで製造し、V10エンジンを搭載しながらも重量999キロに抑えていますし、つい先ごろもカーボン製のコンロッドを発表したばかり(”フォジド・コンポジット”と呼ばれる一連のシリーズ)。
カーボンというところではゴードン・マレーの「I Streamカーボン」も次世代技術としては有力で、これはスチールをカーボンでサンドイッチするもの。
オールカーボンに比べると大きく価格をセーブすることができ、しかし軽量化も実現できると言われ、ヤマハの発売するスポーツカーや新型TVRに採用されると言われます。