有名な過去のレースカーのカラーリングをF1マシンに反映させたら?というレンダリングが登場。
ル・マンに登場したレースカーがモチーフになっており、そのため(ル・マンに多く出場した)ポルシェに用いられたカラーがメインにはなっていますが、それでも様々なカラーリングのF1マシンができあがっています。
まず上は有名な「ピンク・ピッグ」。
もとは1971年のル・マンに参戦したポルシェ917/20に採用されていたカラーリングですが、この917/20はそれまでの917LH、917Kに比べるとずんぐりとしたスタイルで、スポンサーだったマルティニが自社のイメージを考慮して「車体にマルティニのロゴやカラーを入れるな」と指示。
そこでポルシェが(皮肉からか)豚を連想させるピンクにペイントし、さらに「豚」と分かるように肉の部位を点線と文字(ドイツ語)で示した有名なレースカーでもありますね。
ある意味もっとも有名な917で、ポルシェ・ミュージアムにおいても高い人気を誇る一台。
ポルシェというと「お硬い」イメージがありますが、先日のアウディに対する「お返し」といい、意外と面白いことやるじゃない、と思わせる車でもありますね(皮肉を感じさせるが、余裕のあるお返しでもある)。
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こちらはガルフカラー。
チャージ・マツダ(787B)。
ピンクピッグと同じ「917」で有名なマルティニ。
ロスマンズ。