マツダCX-5の受注が好調。
発売開始後一ヶ月で16,639台を記録したとのことですが、月間販売計画は2,400台なので、7倍程度の受注を集めた、ということになりますね。
なお「妥当ホンダ・ヴェゼル」を掲げて鳴り物入で登場したトヨタC-HRは1ヶ月で48,000台を受注していますが、こちらの月販販売目標は6,000台ともともと高く、そこを考慮するとマツダCX-5は「健闘している」と言えそうです。
トヨタC-HRの販売好調。ホンダ・ヴェゼルの8か月分、48,000台をひと月で受注
なおグレードは上位に集中しており、安全装備が充実した「プロアクティブ(PROACTIVE」)」が46%、それに加えて高級装備を追加した最上級グレード「Lパッケージ」が49%。
この二つで実に95%を占めており、マツダ・ロードスターRFでも同じですが、「利益率の高いグレード」を顧客が選んでくれている、ということに。
ただしこれはマツダの戦略が優れていることを示しており、いかにマツダの誇る安全技術「i-ACTIVSENSE(アイアクティブセンス)」が優れているかを消費者に理解させることが出来ているゆえ(だからこそ消費者はそこにお金を払う)、と言えるでしょう。
ちなみに下取り車ではSUVが46%、ミニバンが20%。
CX-5からの乗り換えが39%となっており、初代CX-5がいかに根強い人気を持っていたか、そして二代目CX-5にはそれ以上の魅力があり、それは初代を深化・熟成させたものであるということが認知されている、と考えられます。
こういった「乗り換え」を考えると、その車種に固定のファンを育てるということが重要ということがわかりますが、マツダはそういった「戦略」がとにかく上手な会社だと思います。
なお年齢層は特に偏ること無く30代、40代が中心ながらも20代、60代も見られる、とのこと。
評価されているポイントは「走りやすい」「静か」「デザインがいい」「品質が高い」「安全装備が充実」というところだそうです。