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マツダRX-8がリコール。最悪の場合は火災もしくは走行不能に。一方イグニスは「説明書不備」でリコール

マツダRX-8とスズキ・イグニスにリコール。
RX-8のほうは2つあり、ひとつは「燃料ポンプ」の耐久性に起因するもので最悪は火災の可能性、もうひとつはサスアームのジョイントの問題で最悪の場合は走行不能になる、というもの。

1.燃料ポンプにおいて、樹脂製パイプ部の耐久性が不足しているため、パイプ内を流れる燃料の圧力と、エンジンや排気管からの熱影響を受けて当該パイプが劣化することがある。そのため、そのまま使用を続けると劣化が進行して、パイプに亀裂が入り燃料が漏れ、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

2.フロントサスペンションにおいて、ロアアームのボールジョイントの製造工程が不適切なため、ボールジョイントソケット部に亀裂が発生しているものがある。そのため、走行中に大きな衝撃が加わると、ボールジョイントソケット部からボールジョイントが外れ、最悪の場合、走行不能になるおそれがある。

現在のところ両方とも事故に至るケースはないものの、問題が見られたのは1.で11件、2.で24件。
この不具合を知った理由は「市場からの情報」となっているので、おそらくは消費者から何らかの連絡があったものと思われます。
対策としては両方共「対策品に交換」というものですが、対象の形式、生産時期、台数は下記の通り。

形式:LA-SE3P/ABA-SE3P
車体番号:SE3P-100065~SE3P-120576/SE3P-120577~SE3P-144779
製造期間:平成15年2月14日~平成16年5月7日/平成16年5月8日~平成20年2月16日
対象台数:合計29,902台

もう一方のスズキ・イグニスは取扱説明書の記載不備で、車体の機能には一切関係のないもの。
こういった内容でもリコールになることがある、というのは初めて知りました。

取扱説明書において、「i-Size(アイサイズ)チャイルドシートの座席位置別適合性一覧表」が記載されていないため、保安基準第22条の3 細目告示第30条(協定規則第16号第6改訂版)に適合しない。なお、チャイルドシート固定時の機能上に問題はない。

なおこれがわかったのは社内の情報からとしており、対象の形式はDAA-FF21S、車体番号はFF21S-100119 ~ FF21S-130371、製造期間は平成28年1月8日~平成29年3月28日、対象台数は30,250台。

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