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日産役員が次期フェアレディZについて語る。「消滅することはないが次期モデルは何も決まってない」←?

投稿日:2018/02/05 更新日:

| 次期フェアレディZは消滅? |

今ひとつ先行き不透明な次期日産フェアレディZ。
次期モデルはない、いやクロスオーバーになる等の情報が飛び交いますが、日産の役員、フィリップ・クライン氏によると「フェアレディZはなくならない」。
ただし登場(2009年)以来10年近く断っている現行モデルの「次」について具体的には考えられていないようで、事実上このままフェードアウトする可能性も高いようですね。

フェアレディZが存在できる場所はもうほとんどない

なお前出の役員によると、「Zの存在するマーケットは非常に難しい」とも語っており、スポーツカーは縮小傾向にある市場で、かつSUV市場の拡大がそれに輪をかけており、人々が「加速、最高速、ハンドリング」に対して興味を失っている、とも語っています。

なお、この傾向を鑑みるに、もしSUVに乗る人々が車の運動性能を気にしないということであれば、「SUVこそEV化したほうがいいのでは」と思うことも。
多くのメーカーが「EVスポーツ」を販売しようとしているものの、スポーツカーとEVはもともと相性が良くはなく(とくに重量や、高速走行を行うとバッテリーがすぐ消耗する点)、さらにEVはスポーツカー特有の楽しみが感じられないと評されるため。であれば「走る楽しみ」が重視されず、重量が重くとも基本性能にさほど影響しないSUVのほうがEV化には適していそう。

話をフェアレディZに戻すと、スポーツカー市場のシュリンクというよりはフェアレディZの魅力や存在意義が薄れている可能性もあり、実際のところ同じスポーツカーであってもポルシェ・ボクスターやシボレー・カマロの販売は好調。
ただしフェアレディZだけではなくメルセデス・ベンツSLCやジャガーFタイプ、BMW Z4といった車も販売を減少させていて、市場規模の変化よりも車種による「好調/不調」が激しいだけとも言えそうですね。
もっと突き詰めると「スポーツカー」には需要はあっても「スポーティーカー」の需要が極端に減っていると言い換えることができ、もしフェアレディZの生き残る道があるとすれば「ピュアスポーツ」化すること、もしくはダッジ・チャージャーやチャレンジャー、シボレー・カマロのように「ネオレトロ」路線しかないかもしれない、と考えたりします。

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JUN

興味の範囲が広く、猫、小説、映画、音楽、腕時計、クルマなど。 酒、タバコ、ギャンブルは一切しません(ある意味では自分の人生そのものがギャンブル)。 いま欲しいクルマはアルピーヌA110。

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